翼を作ろう−2−



主翼材の接着が乾くのを待って型紙を使い主翼の外形を尾翼と同じ要領で写し取ります。

注意

型紙は前縁桧の部分を切り取ったものを使います。
つまり、型紙は前縁が最大5mm小さいものになります。

中心線と翼端上反角の線もきっちりと描いておきます。




平面形にバルサをカット


外形を描き終えたら、カッターナイフで外形に沿ってカットします。
いきなり線の上に刃をあてがうのではなく、回りをおおざっぱにカットし、徐々に外形に合わせます。


カッターナイフは常に、刃を新しいのもに入れ替えるか、刃を折って切れ味をよくしたものでカットします。
主翼は5mmと厚いので尾翼のカットに比べ、てこずるかもしれません。
一挙に切らずに何回にもわけてカットします。


前縁桧の加工

前縁桧は中心から端に向かって徐々にテーパをつけます。
カッターナイフで粗削りして、紙やすり500番で仕上げます。

慎重に作業します。カッターナイフで削る際は片側づつ何回にも分けて削ります。
一度に沢山削ると折れたり、削り過ぎたりしますので注意が必要です。
万一、折れたら新しい材料でやり直します。

紙やすりでの仕上げは、中心部から端に向かって一方方向にやすりがけを行います。
往復がけをやると材料を折ってしまします。

前縁桧の両端は厚さ0mmにするつもりで仕上げます。

仕上がった前縁桧を指でしごいて彎曲させます。大体、バルサ前縁のカーブに沿うくらいに曲げます。

前縁桧とバルサの接着

木工用ボンドで接着します。ボンドは付け過ぎないようにします。
接着する面と面を押しつけた時、ほんの少しボンドが にじみ出てくる位が適量です。

セロテープで固定して乾燥します。
セロテープは曲がりのきつい所ほど密度を濃く付けます。






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