翼を作ろう−1−



主翼材の接着が乾くまでの時間を利用して水平尾翼,垂直尾翼をつくります。
尾翼用バルサに型紙を使って翼の外形を写し取ります。

注意

型紙は前縁桧の部分を切り取ったものを使います。
つまり、型紙は前縁が最大2mm小さいものになります。

垂直尾翼は前縁の桧材がありませんので、型紙そのままで外形を写しとります。

写し取りは鉛筆なら2B以上のものをつかいます。
意外と使えるのが、ボールペンです。

水平尾翼は中心線もきっちりと描いておきます。

木目と水平,垂直尾翼の向きに注意して下さい。特に垂直尾翼は間違えないように!




平面形にバルサをカット


外形を描き終えたら、カッターナイフで外形に沿ってカットします。
いきなり線の上に刃をあてがうのではなく、回りをおおざっぱにカットし、徐々に外形に合わせます。


カッターナイフは刃を新しいのもに入れ替えるか、刃を折って切れ味をよくしたものでカットします。


水平尾翼前縁桧の加工

水平尾翼の前縁桧は中心から端に向かって徐々にテーパをつけます。
カッターナイフで粗削りして、紙やすり500番で仕上げます。

細いので慎重に作業します。カッターナイフで削る際は片側づつ何回にも分けて削ります。
一度に沢山削ると折れたり、削り過ぎたりしますので注意が必要です。
万一、折れたら新しい材料でやり直します。

紙やすりでの仕上げは、中心部から端に向かって一方方向にやすりがけを行います。
往復がけをやると材料を折ってしまします。

前縁桧の両端は厚さ0mmにするつもりで仕上げます。

仕上がった前縁桧を指でしごいて彎曲させます。大体、バルサ前縁のカーブに沿うくらいに曲げます。
中心は軽く折ってもかまいません。

水平尾翼前縁桧とバルサの接着

木工用ボンドで接着します。ボンドは付け過ぎないようにします。
接着する面と面を押しつけた時、ほんの少しボンドが にじみ出てくる位が適量です。

セロテープで固定して乾燥します。
セロテープは曲がりのきつい所ほど密度を濃く付けます。

桧(2mm)とバルサ(1.5mm)は厚さが違うので、下面を合わせます。きっちり平らになっていることを確認しておきます。




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