2001.10


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■10月の記録会は,10月21日(日)大宮タンボ(09:00〜12:00)です!
 今月は前後のイベントにはさまれて日にちがヨロヨロしましたが,いつも通りの第3日曜日になりました.大宮田んぼの冠水の影響もようやく収まって,使いやすくなってきました.まだ背の高い雑草が道ばたに覆い茂って道路端に車が着けにくいので,草刈機で伐採しようと思いながら忘れっぱなしです.
21日までには忘れずに(忘れそうです).


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2001年9月16日(日)大宮たんぼ/晴 /風1〜4m/s/60秒マックス10投中5投の合計
 やっとの事で大宮に帰ってきました。天気も良く、やはり慣れた所なので気分良く競技が出来たことと思います。但し、条件が良い割にはこの日のサーマルは小振りで成績はさほどでもなく平均的でした。
 関東のHLGはまさにバラバラで、それぞれの機体をどう活かして戦うかですが、必ずしも体力に合わせて機体を作っているのではないので、それぞれの適正については記録で判断するしかない。
 この日の注目は(後半からの参加なので注目度は今一)特別参加・壇上君の成績です。室内HLGを参考に作ったHLGで5投で300秒は革命的(優勝!)。但し、機体は壇上君の設計施工ですが、投げたのは吉田さんです。現在のFFのルールでは代理飛行は無くなりましたが、今後増えるであろうハンディキャップのある人(高齢化すると増加する)に対応して「ランチャーズ」は代理飛行OKです。機体はそれほど革命的ではないのですが、軽々と300秒ですから、この機体を研究すべきでしょう。次回にはドクター石井が同様のチャレンジをするようですが、はたしてどうなるか。
 2位はおくれてきた吉敷選手で、細腕で292秒、夏休後の初飛行にしては立派なものでした。3位は加藤選手278秒、やや復活の兆しあり。4位は井村選手、機体と身体と頭も調整中。5位は高度は抜群ですが、いつも5秒足りない吉田選手。6位はこれも何か足りない相沢選手の258秒。
 その他気がついたのは、池田選手が肩の体操でやや調子が戻ってきています。高度は十分なグループとして、あとには大八木、石井満、吉野の各選手がいますが、この日は選外。別格の久保選手は,どうしても期待(機体)が大きすぎるのでは。あの大きさの機体で50秒以上が出ないのは問題ありでしょう。しかし、この日の200秒以下は14名中2名ですから、やはり、関東はハイレベルと言えましょう。(平尾・記)

順位 氏名 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 得点 FO1 FO2 FO3 総得点
1 壇上(代) 60 60 60 60 60 0 0 0 0 0 300 0 0 0 300
2 吉敷 29 52 60 42 33 60 35 30 60 60 292 0 0 0 292
3 井村 17 43 9 53 60 57 45 56 51 60 286 0 0 0 286
4 加藤剛 39 59 47 39 60 47 47 42 60 52 278 0 0 0 278
5 吉田 46 38 51 60 55 57 42 46 49 19 272 0 0 0 272
6 相沢 5 18 18 60 37 41 60 33 28 60 258 0 0 0 258
7 池田 39 35 36 22 31 2 59 53 51 28 238 0 0 0 238
7 平尾 47 38 27 16 33 60 23 30 26 60 238 0 0 0 238
9 吉野 56 28 39 60 48 23 0 0 0 0 231 0 0 0 231
10 久保 16 35 28 28 9 27 51 41 43 46 216 0 0 0 216
11 石井満 34 0 5 47 33 39 60 30 34 3 214 0 0 0 214
12 大八木 13 39 35 50 48 19 25 35 6 34 207 0 0 0 207
13 斉藤 6 20 26 16 6 32 31 33 22 33 155 0 0 0 155
14 古矢 6 19 22 17 22 28 14 12 4 5 108 0 0 0 108



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2001年9月16日(日)大宮たんぼ/晴 /風1〜4m/s/60秒マックス10射中5射の合計
 台風15号による冠水あとがまだ生々しい大宮たんぼで、秋のPLGシーズンが始まりました。レギュラー・レポーターの佐藤さんが不参加とのことで、今回はご指名による代役が石井です。
 本来ならば競技次第を追ってレポートすべきですが、代役レポーターちと感ずるところがあり、ランチャーズPLG競技のより一層の向上を願う気持ちから、実感的な総括時評を試みます。
 実はこの日の前日(9月15日土曜日)、瀬谷区米軍基地ひろばで、瀬谷クラブのPLG9月例会(「トレーナー機」限定、紙ヒコーキ、HLGなど異種目参加4名を加えて17名)があり、小生2日続いて別個のPLGを体験することになりました。感ずることがあったというのはそのことで、小生たまたまどちらも係わりをもつ立場の者として、実感的な印象を記します。
 競技は立地や気象条件の違いが大きくからむので単純比較はつつしむべきですが、見ただけでわかる様子の違いは上昇高度の違いです。瀬谷では高度の争いそのものですが、大宮ではそういう空気ではありません。そうですね、高度は見たところ平均して10mぐらいか、あるいはもう少し違うかもしれません。
 瀬谷グループですと、飛びパターンに超ウルサイのが約2名ほどいまして、これが打ち上げ高度といい、上昇→かえり→滑空にいたる飛びパターンといい、日ごろ見本的な演技を見せつけているので、仲間はこれに刺激されます。「今のパターンは80点」「いや75点だ」などと互いに甘口批評をぶっつけあったりするふうにもなります。そこへゆくと大宮は和気あいあいの横並びふうで、これも悪くないのですが、これだとヒコーキが高いところへ行きたがらない。練習場所が高速道路に近いせまい公園ゆえ、高度を取らないパターンでやっているのだという説明でしたが、サテ困りましたね。どう答えていいかわかりませんが、ま、大宮は遠慮は無用ということにしときましょうか。
 すぐる何年か前、どちらの場合もバルサPLG種目を導入して流行らしたのは石井ですが、いまでは元師匠の扱いが違います。大宮では今でもそこそこセンセイ扱いされますが、瀬谷はドライです。体力落ちれば師匠だっていまじゃ落ち目の三度笠、不心得者にカモにされて喜ばれるばかりですから、近ごろはおとなしく時計だけやっています。
 それなら瀬谷がいつでもハイレベルの競技ばかりかというと、そんなことはありません。技術課題はいろいろありますが、一例をあげるとPLGの病根である悪気流対策がまだまだです。好気流なら参加選手の半数ほどが90秒フライオフに進むこともありますが、これが強風、乱気流になるとメタメタ、とくに強い南風時、森かげからの発航では、打ち上げても打ち上げても悪気流に叩き落とされて、45秒平均で優勝なんて惨状もしばしばです。しかし、まわりが平らな大宮たんぼなら、瀬谷よりよほど好条件のことは確かと考えます。
 FF競技はmax取りゲームですから、PLG競技では60秒maxをどうとるか以外に考えるべきことはありません。気流読みのことはまた別の話として、滑空沈下率で大型のHLGに劣るPLGでは、上昇高度の上積みで滞空時間を稼ぎだす以外に、maxとりの方策はありません。だから高度のことが第1。ほかにどんな美点があろうとも、高度を取れないヒコーキは、maxとりに不適ということです。
 さて、技術課題ですが、PLG機で高度を稼ぐにはどうするか。作り方と飛ばし方の両面ありますが、まずは作り方のほうから。
 1. 材料の吟味が大事。バルサ翼材とヒノキ胴体をムクで使うPLGでは材料がキメテで、良い材料に当 たればもう7割方成功という位のもの。とくに薄く軽く精密に仕上げて、なお長期に狂わない尾翼材 がいちばん大事。
2. 軽量に作る。「トレーナー機」の例でいえば、6〜7グラム位が最適。これは重くなるとテキメンに高度 が落ちます。ただし、大骨を折って6グラムを切る軽量に仕上げても、高度上のメリットはなく、狂いやらコワレやすくなるだけですから、ムダ゙な骨折りです。
1. 細部にまで注意を払って空気抵抗を減らします。翼の薄さ、翼断面の形状(翼厚は5%ぐらいがふつう)、機首オモリの形状など。翼表面をピカピカに磨くのも、もちろん効果があります。
 次に飛ばし方の要領。
 これはとにかく、カタパルト・ゴムをいっぱいに引いて、機を垂直に一直線に打ち上げることに尽きます。曲がって上がる機体はすべてダメですから、続いて飛ばすことをせず、根性曲がりは徹底的に性根を直す。一直線に上空に打ち上げることが出来れば、高度のことはまず成功で、そうしておいて、そのあとのことはそれから考えます。中途半端に妥協しないこと。妥協ぐせがつくと、やることがすべて甘くなります。技術的なことをいいますと、PLGの技術課題はすべて高い上空でのかえり問題に集中しますが、そこを何とかするのがPLG種目をやるダイゴ味です。短い文章ですし、ほかに書いたことでもあるので、ここで繰り返すことはしません。
 参考までに私見を言いますと、完全調整されたバルサPLGの静気流性能(基本性能)は、バルサHLGよりも15〜20秒くらい上の筈です。HLGでは一流選手でも滞空50秒ぐらいですが、PLGでは瀬谷競技のゴム1.5グラムルール(3ミリ幅コ゜ム45cm)で高度40m〜45m 滞空70秒ぐらいまではいけます。
 もちろん、限られた超一流選手だけですが。
 最後に、ほんのつけたりのようになりましたが、ランチャーズ9月PLG競技について少々。悪気流とはいえない当日の気象で、5maxに10投を要した石井は不出来の一語。狙いすましてわざわざ下降気流に入れる気流読みオンチだけは、死ぬまで直りません。遅れて現れて4maxの西原さん。高度はやや不充分ながら一番上出来の飛行パターに見えました。成績のことは別として、本職は大工さんとのことで売るほど大量の機体の工作が見事なのが乙川さん。あと飛ばす技術をマスターすれば。びっくりするほど翼表面をピカピカに磨き上げた内山さん。後モーメントを長くして、タテ安定を良くすれば、これは高度が取れますよ。
 残りの選手方がたにもコメントしたいことがありますが、それはまた機会を見てということで。小生も寄る年波ゆえ、現場がだんだん遠くなります。まだ改良の余地があるということは、すなわち楽しみがまだ残っているということでもあります。大宮PLGの今後の発展を期待します。(石井 英夫/2001.9.30)

順位 氏名 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 得点 FO1 FO2 FO3 総得点
1 石井 47 60 59 29 42 60 60 60 42 60 300 0 0 0 300
2 西原 60 42 60 33 60 35 40 60 28 42 282 0 0 0 282
3 加藤 43 16 20 60 30 60 60 39 25 29 262 0 0 0 262
4 戸谷 43 38 23 39 60 56 29 60 20 20 258 0 0 0 258
5 内山 23 44 44 49 55 60 32 32 32 48 256 0 0 0 256
6 乙川 25 30 60 39 29 60 14 42 31 32 233 0 0 0 233
7 倉田 28 39 37 8 7 42 43 27 21 28 189 0 0 0 189
8 鈴木 18 40 20 18 32 17 27 34 43 29 178 0 0 0 178



HLGウエスタンカップ第8戦は…                                             トップにもどる
  2001年10月21日(日)開催します.
場所 :  滋賀県の大中の田んぼ(カントリーエレベーターから琵琶湖寄りへ1、2本の農道東へ中央です)
日時 : 10月21日(日) 午前8時30分受付 9時00分競技開始11時30分終了(毎月第3日曜日)
会費 : 500円
競技 : 60秒MAX 10投中上位5投合計の成績(天候不順の場合変更有り)
主催 : 長居スカイフレンズ
連絡先 : 村上善信 yoshinobu-m@sannet.ne.jp 迄

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お知らせ・その他                                                   トップにもどる
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2001 FF World Champs in Lost Hills(鷲見 健次:2001.10.15)
 おはようございます。日本チームマネージャーの鷲見です。こちらは、10月14日(日)午前8:30です。昨日、表彰式、閉会式、バンケットが行われ、大会の日程が終了しました。バンケットで配布された Results は以下の通りです。
F1A
1 Findahl, Per (SWEDEN)         210 180 180 180 180 180 180 300 420 298 2308
2 van Dijk, MaaRten (NETHERLANDS) 210 180 180 180 180 180 180 300 420 293 2303
3 Kreetz, Ivo (NETHERLANDS)      210 180 180 180 180 180 180 300 413 2003

7 Miyamoto, Shigeki (JAPAN)       210 180 180 180 180 180 180 300 367 1957
48 Dohi, Hideyuki (JAPAN)        210 180 137 180 180 180 180 1247
67 Wada, Mitsunobu (JAPAN)       210 180 180 180 64 180 180 1174

Country 7 Rnd Place
Team Total Place
UKRAINE Total       3870 28 1
RUSSIA Total        3870 36 2
CZECH REPUBLIC Total 3870 65 3

JAPAN Total         3711 15
F1B
1 Kulakovskiy, Oleg (UKRAINE)     210 180 180 180 180 180 180 300 420 525 2535
2 Jensen, Blake (UNITED STATES)  210 180 180 180 180 180 180 300 420 420 2430
3 Blackam, Richard (AUSTRALIA)    210 180 180 180 180 180 180 300 420 416 2426

14 Umehara, Yoshinori(JAPAN)     210 180 180 180 180 180 180 300 377 1967
62 Nakata, Mitsuyasu (JAPAN)      210 180 161 180 137 180 180 1228
67 Orima, Masami (JAPAN)        4 180 180 180 125 180 180 1029

Country 7 Rnd Place Team
Total Place
SWEDEN Total      3870 41 1
YUGOSLAVIA Total   3870 47 2
SLOVENIA Total     3870 81 3

JAPAN Total       3547 22

※梅原選手の順位は、配布された Results では CZECH REPUBLIC の Vladislav Urban と同タイムで、ゼッケン番号順により Urban が14位、梅原選手が15位となっていました。他にも、同タイムについては同じ順位で記載されず、ゼッケン番号の若い選手が上位として記載されています。この件については Contest Director の George Batiuk に口頭で訂正を申し入れています。
F1C
1 Babenko, Artum (UKRAINE)     240 180 180 180 180 180 180 300 378 1998
2 Fuzevev, Leonid (RUSSIA)      240 180 180 180 180 180 180 300 371 1991
3 Truppe, Reinhard (AUSTRIA)    240 180 180 180 180 180 180 300 370 1990

10 Tono, Chosei (JAPAN)       240 180 180 180 180 180 180 239 1559
22 Sekizawa, Kazumasa (JAPAN)   240 180 177 180 180 135 180 1272
23 Kanegawa, Shigeru (JAPAN)    240 180 180 180 180 130 180 1270

Country 7 Rnd Team
Total Place
UKRAINE Total        3960 1
UNITED STATES Total   3916 2
RUSSIA Total         3896 3
JAPAN Total          3862 4

    ※より詳細な記録はコチラをどうぞ!⇒ F1A F1B F1C

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国際級(F1H,G,J) & HLG 競技会要項(HP管理者:2001.10.4)
 日本模型航空連盟(JMA)FF委員会より以下の競技要項が届きました。この競技会は昨年までの国内級大会に変わるものです。競技方法が変更になっていますので、要項をよくお読みください。
注!LAUNCHERSの11月記録会HLGは,この大会に“相乗りの可能性があります.)
平成13 年度模型航空フリーフライト国際級(F1G 、H 、J )・HLG 競技会要項
  主催・日本模型航空連盟/大会委員長・日本模型航空連盟会長 東 昭/
  同副委員長・日本模型航空連盟副会長 渡邊敏久/競技委員長・FF委員会委員 織間政美/
  競技役員・F F委員会委嘱
  期日      平成13(2001)年11月18日(日)、雨天11月23日(金)
  会場      大宮たんぼ
  種目      フリーフライト国際級 F1G ,F1H ,F1Jおよび
 HLG
           (R ,G ,E 級もF1G ,F1H ,F1J に準じて参加を認める)
  参加資格   当日有効の模型飛行士登録者
  申込方法   参加申込書に必要事項を記入して、現金書留に参加費を添えて期日までに下記に申し込むこと.
           現金書留引受書を競技会当日、受付へ提示のこと.なお、いったん納入した参加費は理由の如何
           を問わず返却しない.
           〒151- 0064 東京都渋谷区上原2- 35- 4 吉岡靖夫 03- 3467- 2614
  申込期間   平成13 (2001)年10月15日(月)〜11月10日(土)(消印有効)
  参加費     3.000 円(1種目)
  規定・競技の方法   F1G 、H 、J はFAI スポーツ規定に準拠し5 ラウンドの競技を行う.タイの場合、決勝飛行
                を行い順位を決定する.最大計測時間は第1ラウンドは3分、第2 ラウンド以降は2分である.
                
HLG については最大計測時間60秒(第1ラ ウンドは90 秒)の飛行を1ラウンドに2
               
回行い飛行時間の長い方の飛行をそのラウンドの公式飛行として5 ラウンドの総計
                順位を決定する.タイの場合、決勝飛行を行い順位を決定する.
  競技時間        7時〜7時25分受付.7時30分、ラウンド制による競技開始.
                13時決勝飛行開始.ラウンドの時間等の詳細については競技会当日に発表する.
  保安・損害賠償     人畜、土地、建物その他の物件に対し競技その他により損害を与え賠償が必要な場合は、
                当該会員が全額を負担する.
  機体検査         随時検査を行う.この検査で不合格の場合には、それ以前の記録は全て無効となる.
  選手の責務       選手は計時員の補助員として計時に協力すること.
  連絡先          各団体のFF委員
                又はFF 委員長 吉岡靖夫 Tel.03- 3467- 2614 (yyoshi@eng.musashi- tech.ac.jp


掲示板リンク(既にチェック済みとは思いますが…念のタメ!)                         お知らせIndexへ
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 ■大宮タンボ情報ー番外編(9.12) 
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 ■F1aメカ紹介(9.17) 
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 ■迷子のF1B戻る(9.19) 
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 ■瀬谷飛行場が使用不能に(9.24) 
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 ■国際級(F1H,G,J) & HLG 競技会要項(10.04) →→→ コチラをクリック 要綱詳細@(pdf)  
 ■これが究極のFF技術だ! →→→ コチラをクリック 関連記事@ 
 ■フリーフライト世界選手権大会に行ってきます(10.04) 
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 ■
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   in Lost Hills(10.06〜)   速報F1A 公式サイト 関連(NFFS)   
 ■世界選手権フォトギャラリー 
→→→ コチラをクリック@ 関連A 関連B 関連C 関連D
 ■世界選手権速報 
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寄稿「F1Bキット Musius-2 製作記」について →→→ コチラをクリック 関連記事@ 記事直通
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サロン・連載記事(Dr.Ishiiの連載は「お休み」です.次号にご期待ください!)
 Index F1Bの上昇パターンについて(連載・第1回)/余所の世界のクーリキ/

2001/6・タンUのふるまいについて(平尾)
 このゴムは相当量、日本に来ています。私も2回使っての感想は「使える」です。これまでのゴムの内でも良い方に入ると思います。先日ゴムを20束程作りましたが、長さは割合均一で、束作りは楽な方です。
 ジヨイントの部分はやや剥がれ気味ですが、切れないで巻けたので材質も信頼できると思います。
 2束のゴムを巻いてしっさいに飛ばしてみました。慣らしがしてなかったのと、それほど本気でなかったので、巻き数は110回程度(1/4)でしたが、本気でやれば120回は巻けそうです。柔らかい感じですが、トルクはあるので、最後まで引っ張ります。発航時のスピードもあるので、競技に使えると考えます。
 その他何人かの人にも聞いてみましたが、私と同様な意見です。



F1Bの上昇パターンについて (第1回)(平尾)                                  サロンIndexへ
 F1Bの上昇パターンについては、データがなかったのでおぼろげなイメージしかありませんでした。しかし、このたび大村さんがレーザー距離計による実測データをくれたので、ヌケガケ、先駆けで一部報告します。 
  第1ステージ  初期の爆発的なパワー発揮(VIS+ラダー+ウイグラー使用の5〜9秒間)タイマーの時間は4〜7
            秒ですが、測距離計では5〜9秒になっています。垂直上昇の一番華やかな上昇です。ここでの取
            得高度は40〜45mでほぼ予想通り(私は50mと考えたい)です。
  第2ステージ  上昇の中間部分で最も大事な部分(10〜30秒間)急上昇が1段落した後の、緊張が続く上昇部分
            です。グラフから読むとおおよそ20〜25秒間で、ここでの取得高度は約40〜50m(ここまでの合計
            高度は80〜90m)です。
  第3ステージ  終盤のトロトロ上昇部分(30秒〜以降)モーターランの終わりの部分ですが、思ったより長く約15秒で
            す。ここでの取得高度は約15mです。この部分の上昇は以外と重要で、最後の5mをどう稼ぐかに、
            知恵を絞る部分です。最終取得高度は95〜110m。
 大村さんのデータで見ると、第2、第3ステージの調整は気長に、こつこつとやる必要を感じます。このデータは根気よく時間をかけて集めたものので貴重です。添付グラフはを大村氏のデータの中の1パターンです。

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 たまたま放送大学TVの「特別講義」を途中から見た.スポーツウェアに用いられている新素材,特に超極細繊維についての話だった.面白かったのは女子競泳用水着で,例えば胸のあたりについている模様のようなモノは単なる飾りではなく,いわば“ボルテックスジェネレーター”なのだそうだ.そう,あのジェット機の翼面に出っ張っているヤツ,わざと乱流を起こして剥離を防ぐシカケだ.その他,表面を撥水性・通水性の繊維を縞模様に配したりと,涙ぐましい工夫がこらされている.あるメーカーでは,アメリカス・カップの優勝艇が用いたNASA開発の抵抗低減素材を採用して,好結果を得たという.
 特に女性用の場合,「胸の突起の後方(下)」で乱流が発生しやすいらしい.最近はやりの「くびれ」の無い方が,競泳選手としては望ましいから,水着も体の凹凸を極力少なくなるように作られているという.見物人としては,無粋だナァ〜と思うが,選手自身は見た目より記録なのだろう.
 その他,スピードスケート,スキー(DHやジャンプ)のウェアもこれまたアイデアのカタマリ.ゴルフボール同様のディンプルを全面に配したり,身体の前後で表面仕上げを変えたり,聞いているだけでゴクローサンと言いたくなる.
 我々も,負けてはいられない.どなたかドカーン!と宝くじでも当てて,模型専用の風洞を作ってくれないかナァ〜?(日本の宝くじじゃ無理かな)                                                 【鰻犬】


                                                                         トップにもどる

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