順位 選手  R1   R2   R3   R4   R5   R6   R7   R8   R9   R10   FO   Total 
 @ 井村  max  53  max  35  45  max  max  44  max   40/76  300+116
 A 関沢  max  36  45  31  max  max  max  51  max   40/63  300+103
 B 池田  max  33  33  max  max  48  35  46  max  5    288
 C 津守  3  31  17  max  max  36  45  max  35  max    285
 C 吉野  30  31  max  max  50  max  22  34  55  17    285
 E 小川  54  max  max  8  39  max  36  39  55  39    269
 F 平岩  17  32  46  43  35  29  max  max  58  28    267
 G 岡田  41  49  max  40  max  23  42  17  32  33    255
 H 吉田  26  54  58  40  58  31  42  24  42  33    254
 I 相澤  55  58  38  38  42  35  39  41  55  33    251
 J 下田  48  30  max  max  13  44  38  11  24  30    250
 K 富谷  40  38  40  23  max  max  10  9  23  29    238
 L 古矢  23  25  35  34  30  4  38  max  42  max    235
 M 大八木  15  42  39  35  34  33  32  max  56  26    232
 N 城田  39  26  27  max  28  38  max  36  33  22    227
 O 久保  max  16  30  24  26  3  max  48  20  18    224
 P 斎藤  20  33  11  14  29  26  29  31  44  max    197
 Q  24  33  14  20  43  42  11  11  25  13    169
 R 平尾  16  25  27  15  21  19  7  25  13  18    117
 S 小堀  18  3  16  16  15  14  21  22  12  15     73
 21 大八木翼  2  8  3  5  4  11  13  3  7  11     50

● 20世紀最後の記録会は、参加者21名と競技会に匹敵する、誇るに足る大人数の参加でした。
 この日は久しぶりに、じっくりと観戦させてもらいました。まず感じたのは、大型化は無論の事としても、形も大きさも様々でHLGのデザインがが多彩になって事です。かってのようなフラッシュ、テキサス、と言った画一性は全くありません。作り方も見事なもので、下手な機体は持ってこられない雰囲気です。
 その次に、上昇高度が上がった事。相当の大型機が、20m以上の高度で悠々と滑空する様は見事の一言。
 さて、ごますりはこのくらいにして、各選手の動き。この日は久しぶりに関沢選手が本気で、まず5maxの初名乗り、前半2maxを出して好調だった小川、池田、岡田、津守、吉野、下田の各選手は後半頑張りきれず、フライオフに残れなかった。その中でじりじりと追い上げて残ったのは、やはり井村選手。結局、この2人のフライオフとなりました。しかし、昼頃から天候も下り坂で、サーマルも出にくくなって、フライオフ1回目は40秒の同タイムで仕切直し。2回目の1投目は関沢選手41秒、井村選手48秒。しかし見事だった

のは2投目。関沢選手は返りも決まって63秒、井村選手は投げミスで高度はさほどではなかったものの、76秒。立派だったのは、両機とも大したサーマルではないのに60秒をクリアしたことです。やはりHLGの性能は向上している!
 最近、高度が取れるようになったのは平岩、大八木、津守、小川各選手。これにベテラン選手を加えると、10名程度が何時でも優勝できる状態にあります。新人の下田さんが、この日2amxを出して250秒を記録したが、それでも11位はきつい。この日250秒以上は11名で、224秒の斉藤選手が16位ですから、ロートルはどうしようもありません。大八木選手の御子息「翼」(幼稚園児か?)君が50秒を出しみんなで「すごい」。しかし、FF屋の二世は出来た試しがない。【「名人に二代無し」の言葉あり。故に翼君には大いに可能性あり!…編集局注】
相沢会長は、この時代の流れに逆らって小型機で頑張ったが251秒10位、21世紀はどうする?大型機に転向するか。富谷選手はぼろぼろの機体で散らかるのを集め集めて前半を飛ばしたが、後半はレンタル機で挑戦するも12位。HLGは4、5機は在庫がないときつい。小堀さんは100秒に挑戦、今回は後少し。