◎ 名前:たかだ@KFC
◎ 作成日:2010.2.26(金) 11:17, 218.217.105.50

  LP用DTタイマーに知恵を!     以前内容以後内容    



LPを飛ばす都市近郊公園でも「安全なDT装置」の使用が求められるようになってきました。
HLGの方々にはクールチューブの使用が普通になっています。さてLPでもと考えると、クールチューブでは2分、3分と長時間の作動が不可能です。HLGは1分の積み重ねですが、LPはフライオフがあります。なにか重宝なものはないかと悩んでいます。ともかくはクールチューブの導入が現実的です。その次に超軽量のタイマーになります。
ミニ国際の折に東京のEさまから玩具ゼンマイの応用を見せていただきました。また、そのゼンマイとコマに応用する8mmプラスチックねじを拝領しました。プラスチックねじの頭をすり減らして薄板状にしてVISに使います。ねじはDTアームのかかるコマにするわけです。このゼンマイは15*31*16の大きさで5.5g。LPには大柄すぎます。そこで小型のものを探しました。歩いたり走ったりする玩具やプラモデルに使用されています。
ところがこの頃は減っているのです。事情を調べましたらチョロQなどの下火で製造メーカーが中止や廃業となっているそうです。
私が最適だと発見したゼンマイも廃業?または中国に移行らしいです。SEIKOKEN W-2211 というものが大層よろしいです。SEIKOKENの運命やいかに?ご存知の方はおられますか?
ともかく探したので作ったのが写真のものです。このゼンマイは 14*22*8の大きさで重量3.5g。まあまあです。ところが玩具は日本製と書いてあったのですがゼンマイにはCHINAの文字発見。これで試作しましたが作動時間は2分がやっとです。安全圏は1分。これではクールチューブと変わらないぞ。SEIKOKENのものなら3分は確実に作動させられます。バネが違うのか、やはりね。
ともかく試作品をご紹介します。ここでアホなことをしました。最初に作ったものはぜんまいを巻いて愕然としました。ゼンマイを右巻きに巻き、戻るときは左巻き、コマは普通のボルトです。わかりますね?DTアームは奥へ進みます。そこでゼンマイを裏返してやり直しました。これなら大丈夫。
アームは0.8mmピアノ線です。速度調整はカムに1.2mmの穴を開け1.4mmねじを立てました。頭にいろいろ錘をつけて試しています。ともかくは1ファンクションです。
下のLP機体は平城宮LP試案の3g級です。機体を14gで仕上げて、5.5gのこのタイマーを載せて20gに合わせます。参考までに書きますと機首が極端に短くなります。そのためサイドスラストやダウンスラストの作用が変わってきます。十分に考えないとあきまへん。

さて、これまでは前書き。本題はLPタイマーのために皆様のお知恵を結集していただきたいのです。よろしくお願いします。競技会の主催者としては「あかん」だけではあきまへん。代案の提起が重要です。

KEIKOKENのその後、全盛期の製品の発見にお知恵を!

◆2010-2-26 11:25:26 218.217.105.50 たかだ@KFC − 本文中の試作タイマーの重量5.5gは間違いで、正しくは4.5gです。  
◆2010-2-26 11:41:26 218.217.105.50 たかだ@KFC − ゼンマイのシャフトは1.4mm。コマに1.4mmのドリルで穴を開けカチコミ。回り止めは不要でした。  
◆2010-3-1 8:27:34 218.217.105.50 たかだ@KFC − 2.28きしめん大会で電子タイマーで4gという驚異を発見!ぜひ公開願いたいし製品化が望まれます。  
◆2010-3-5 10:46:9 218.217.105.211 たかだ@KFC − 謹んで訂正。クールチューブで3分可能です。別記しました。  
◆2010-3-5 10:48:9 218.217.105.211 たかだ@KFC − 写真の機体にもクールチューブを搭載しています。これで実験して3分を確認しました。

 
                             

◎関連(返事)記事⇒  クールチューブも3分可能!(たかだ@KFC)