ハンドランチグライダー(HLG)は人間の腕力を動力に機体を空中高く投げ上げ
滑空させる模型飛行機です。
競技会では、10回投げて成績のよい5回の合計タイムを競い、
max(1回の最大飛行時間:それ以上飛んでも計測されない決められた時間)
は60秒が一般的です。
久保選手(ランチャーズ)
1996年2月大宮たんぼ
HLGの発航は野球の外野手がボールをバックホームするように
投げる方法と、それよりやや槍投げに近い感じの方法とがあります。
いづれにせよ、力いっぱいの投げ上げが必要です。
写真はちょっと、かまえた程度のところです。
古矢選手(ランチャーズ)
1996年2月大宮たんぼ
発航前の点検です。
高速で投げ上げるため、ちょっとした機体の狂いが
投げ上げ失敗の原因になります。
この機体で96年2月の記録会を制覇しました。
最近のHLGは50cmを超える大型化がめだちます。
軽量化のためにテイルブームにカーボン(釣竿の穂先)
を使っています。
写真ではわかりませんが、デサマは主翼がポップアップします。
機体を回収して戻ったところです。
maxが出てにこやかにご帰還です。
ランチャーズの記録会は90秒maxで実施しています。