翼材を作ろう



主翼,水平尾翼,垂直尾翼の翼材を作ります。
写真を見てください。

・主翼材

厚さ5mmのバルサを2枚使い、貼り合わせます。
前縁用バルサと後縁用バルサとに分けて翼寸法より少し大き目(10mm位)にカットします。

前縁用バルサは幅30mm長さ480mmに切断します。
1枚のバルサ板でも硬さは均一ではありません。(均一のものもあります。)硬い側を前縁材に使います。

後縁用バルサは幅80mmのバルサでしたら、幅はそのままで長さを500mm位に切断します。

切断はカッターナイフで行います。木目と平行には簡単に切断できますが気を付けないと木目に刃を取られます。

定規をしっかりあてがい、木目と平行なら3〜4回,木目と直角なら5〜7回でカットするつもりであまり力を入れないようにします。

カッターナイフは小型(刃が10mm位のやつ)で刃を新しいのもに入れ替えたものを使います。

貼り合わせ個所は図面の一点鎖線のところです。
この一点鎖線がカンバーのハイポイントであり、前縁バルサと後縁バルサを張り合わせる接着面でもあります。

カットした前縁バルサと後縁バルサを接着する面で合わせてみてピッタリ会うことを確認しておきます。
カット面が直角になっていないと表面又は裏面に隙間がでますので確認します。

ピッタリしてない,隙間がある場合は紙やすりで調整するか、カットし直します。 カットのやり直しを考えると、前縁バルサは幅40mm位がよいかも。

接着は前縁バルサ,後縁バルサ両方の接着面に木工用ボンドを少量付け指でよく延ばします。

ふちからはみ出たボンドはよく拭き取ります。

平らな工作台(板)の上で前縁バルサ,後縁バルサの接着面を強く押し付け貼り付けます。

動かない様に長さ50mm位のセロテープで裏表とも5個所位を止めます。
セロテープは引っ張りながら止めるのがポイントです。セロテープのテンションで密着します。
はみ出たボンドはよく拭き取ります。

平らになっていることを確認し、2〜3時間このまま乾かします。

前縁用桧(5mm桧)は520mmに鋸で切断します。


・尾翼材

水平尾翼材は尾翼用バルサ(1.5mm)を幅80mmのまま長さ160mmにカットします。
前縁用桧(2mm桧)は180mmにカッターナイフで切断します。

垂直尾翼材は幅80mmのまま長さ50mmにカットします。
尾翼材は板どりの向きに注意して下さい。特に垂直尾翼の向きに注意。

尾翼バルサは1.5mmと薄いのですが、カッターナイフでカットする時は数回でカットするようにします。




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