ランチャーズ電脳会報2002年02号[更新2002.02.**]


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2002.02
 さぶ〜!
   
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@ 1月記録会の結果・HLG
A     〃       ・CLG
B ウェスタン杯1月の結果
C お知らせ・他
D サロン(投稿・連載・無駄話)

2002年2月の記録会は、2月17日(日)09:00〜12:00大宮タンボです.

 今年から印刷の会報は勝手に隔月にしますが、皆さんご機嫌うるわしく、なによりです。したがってこの文も変更になりますが、暗中模索でしだいに決まります。さて、新年が始まりましたが、ランチャーズはともかくとして,FF界も高齢化が進行中で、今年はその対策が必要な予感がします。そうしないと「競技会に参加できない人が増えてくる」ことを保証します。遠距離の競技会には,団体で参加する等の工夫が必要です。そこで早速、ランチャーズメンバーからの「団体行動のボランティアー求む!」


2002年1月記録会の結果・
HLG                                      ▽詳細結果  ▽CLGへ  ▲トップへ
1月20日(日)大宮タンボ/晴れ/風1〜2ms/60秒MAX・10投中5投の合計
 この日はFF全体としての集まりが悪く、やたらとランチャーズばかりが目立ちました。先週の湘南大会で気力を絞り過ぎて、疲れがどっと出ての休息でしょうか。ランチャーズもやや集まりが悪く、メンバーが出そろったのは10時頃だったでしょうか。最終では17名と結構盛会です。
 記録の方は上出来の、4人フライオフとなりました。このあたりが気象の面白さです。先週と比べると、一般的気象条件としてはこの日の方が悪い筈と感じているのに、始まってみるとこの日は好記録日になるなとすぐ解りました。サーマルが実に解りやすいのです。4人のフライオフ、且つ17位中200秒以下は3人のみと、最近のHLGが良く飛ぶのか、サーマルハントが巧いのか…。
 今回のフライオフは、津守選手の62秒での初優勝となりました。2位には1秒差の加藤選手、3位には46秒で井村選手、最近は元気がないのか後輩の養成のための手加減か…。4位は,しばらく振りに調子が戻ってきた池田選手の以上がフライオフ組。5位は、3秒足りなかった297秒の吉田選手。6位は、いっぱつ落とし288秒の吉敷選手。その他注目の選手は、大八木ゆうき選手、小学低学年で小さいながらすごいパワーで、大人顔負けの高度を取り249秒は全員脱帽でした。親が同じ高度とは何事か???。
 東北の悩める新人阿部選手は順位は下ですが、記録で言えば立派なものです。現在の順位で悩む必要はありません。昔ですと、これで良かったのです。コンスタントに200秒超すのは、時間がかかります。
 今回は一般報告はここまでとし、ここからは独善的なお話です。
@ 最近の競技会や記録会は、微妙なタイミングで勝ったり負けたりします。そこで優勝する競技者に求められるのは、より高度なフェァプレイ精神です。当然ながら運不運はあります。例えば,1つのサーマルに計時を独占して一挙に2〜3投する事は可能ですが、これでは不公平で作戦とは言い難いでしょう。又、うんと遅刻して来て勝つ例が結構ありますが、これは当然の結果なのです。何故ならば、競技では長時間集中するのは困難で、コンデイションの良い午後近くに来て、短時間で精神集中する方が楽に勝てるからです。これをやり続けるのは「アンフェアー」と言えるでしょう。勝つからには全ての条件を満たして、正々堂々と勝ちましょう。 強いランチャーには、強いモラル心が必要です。
A 石井満選手がトライしている、振り回しHLGのその後です。この日は機体を大分改良して、前回より高度を取るようになりました。1回のみでしたが、津守選手がトライしてスバラシイ高度を取り、1分を軽くクリアーしました。機体が大きいので、見たところ高度は低そうに見えますが、20m近い高度はあると思いました。20m上がれば、十二分に競技機として通用すると考えます。しかし、ランチャーズ全部がこれになると、やはり異常でしょう。スパン120〜150cmのHLGだと、いずれはカーボン機が出現すると思います。しかし、当分はバルサ製の小型(60cm級?)で頑張りましょう。(平尾・記)


順位 選手名        R1〜R10 合計 F1/F2/F3 総計
 @ 津守 35 60 60 60 47 28 60 60 -- -- 300 62/--/-- 362
 A 加藤 48 60 60 29 57 60 60 35 60 -- 300 61/--/-- 361
 B 井村 60 60 51 60 44 28 32 25 60 60 300 46/--/-- 346
 C 池田 30 60 60 29 60 60 47 52 51 60 300 43/--/-- 343
 D 吉田 43 46 55 60 60 08 50 60 57 60 297   297
 E 吉敷 27 44 60 60 33 46 37 60 60 48 288   288
 F 大八木 14 44 38 60 41 38 60 29 60 60 286   286
 G 岡田 60 60 57 40 45 22 43 60 38 33 282   282
 H 坂下 24 28 25 60 02 60 11 60 22 46 254   254
 I 卓磨 51 28 25 44 59 59 36 33 34 28 249   249
 J 相沢 34 01 30 30 51 42 35 30 54 60 242   242
 K ゆうき 12 14 18 20 60 41 35 31 32 60 228   228
 L 平尾 05 20 28 29 33 12 50 20 33 60 205   205
 M 石井(満) 38 30 38 21 34 29 35 50 31 30 195   195
 N 阿部 26 27 43 23 07 21 44 03 08 28 168   168
 O 古矢 14 20 28 17 09 28 15 27 29 16 132   132
 P 19 07 11 07 04 04 10 13 19 12 73   73



2002年1月記録会の結果・
CLG                                    ▽ウェスタン杯へ  △HLGへ  ▲トップへ
1月20日(日)大宮タンボ/晴れ/風1〜2ms/60秒MAX・10射中5射の合計
 天気は最高でしたが、記録は石井さんを除いて低調でした。優勝は石井さん、5射のみの5MAXのパーフェクトでした。2位は倉田スタイルの機体で安定飛行した西原さん、3位はトレーナーを主体に飛ばした川口さん、4位は無尾翼機の佐藤。5位はスランプの乙川さん、6位は調整不足が影響して不調の倉田さん、7位は川口ジュニア(2001年紙飛行機ジュニア部門チャンピオン)。8位は参加者中唯一の女性の有馬さん、紙飛行機をうまく飛ばしていましたが少し調整不足のため記録は低調でした。(佐藤・記)

順位 選手名        R1〜R10 合計 F1/F2/F3 総計
 @ 石井(英) 60 60 60 60 60 -- -- -- -- -- 300   300
 A 西原 24 40 60 44 60 50 42 38 37 60 274   274
 B 川口(父) 07 60 36 47 60 38 32 42 60 33 269   269
 C 佐藤 25 60 39 34 60 20 60 17 32 45 264   264
 D 乙川 49 28 38 35 12 26 34 60 28 34 216   216
 E 倉田 37 60 20 31 33 38 24 24 29 29 199   199
 F 川口(子) 20 01 02 16 21 13 26 31 18 34 132   132
 G 有馬 22 37 15 20 28 08 20 17 21 13 128   128



2002年1月ウェスタン杯の結果・HLG/CLG/飛びっ子
                 ▽詳細結果  △Launchers結果  ▲トップへ
1月20日(日)奈良平城京8:30〜11:30/風0〜1m/60秒MAX・1R90秒MAX2R〜60秒MAX上位4投合計
 第1戦より,昨年発足しましたJMAによるHLG新ルールを一部採用する事にしました.2戦以降は正式採用の意向ですので,とりあえず今回は試験的にHLG・CLG競技の1ラウンドのみラウンド制で,8:30〜9:00の間にフライオフ先取り式で90秒MAX2投中上位1投の成績といたしました.以降のラウンドは,従来方式で11:30まで60秒MAX8投中上位4投合計の成績に先の1Rの成績との総合合計としました.
 途中一部選手よりミーティングの説明不足か,1Rは90秒MAX固定であると,最初のラウンドでMAXが取れなかったら,いくら後のラウンドをパーフェクトを取っても勝ち目はないのでおもしろくないとの誤解をうけました.フライオフ先取りなのでパーフェクトが複数出て初めて60秒プラス何秒となります.90秒とった選手でも以降パーフェクトがでなければ60秒の記録となります.よって今回1RでMAXを取れなくても上位へ上がる可能性がある訳です.
 さて急なルール変更に各選手戸惑いを見せながらのスタートですが,気象状況としては風0〜1m 曇りのち晴れでまずまずですが,サーマルが小さくサーマルハントが難しく,くるくる変わる風向きに終日選手を悩ませました.
 HLG競技では,その状況で田根選手が只1人1Rでは90秒MAXを出しました.他選手では白井選手の50秒が最高でした.これで田根選手逃げ切るかと思いきや伸び悩み1MAX251秒3位入賞.試合はふたを開けてみないと判らないもんです.今日全体に2R以降80ラウンド中5MAX 6.3%の低MAX率からみて,非常に難しいサーマルハントであったか伺え,実際選手はサーマルを求めフィールドをあちらこちら動き回っていました.
 その中で1位は昨年10月以来名古屋の掛山選手が1MAX279秒.2位に井上選手2MAX276秒.また中川選手が久しぶりにファミリーで参加されましたが,鷲見選手同様少し遅れての参加でしたので1Rは記録とれず,上位4投合計の記録のみとなり残念でした.
 CLG競技では,井上選手の紹介で兵庫県から今津選手と天野選手の二名初参加され,ご両名共々かなりなハイレベルでとうとう宮本選手の牙城を崩す選手が現れたと予感させられました.でも1位はやはり宮本選手でした.3MAX295秒.昨年は10戦中7戦優勝していますので,優勝した次の試合は記録から30秒ぐらい引いて,ハンディをつけてもらわないと,マジで思ったのは私だけでしょうか.2位には初優勝を狙っています小西選手4MAX293秒.3位に同じ思いの井上選手4MAX280秒.4・5位に初参加の天野選手今津選手それぞれ1MAXで,247秒235秒の記録は初参加にしては結構ハイレベルでしょう.
 飛びっ子では,最近常勝の白井選手がまたまた10Rに各選手最高の46秒を出し合計170秒ダントツの1位.2位に宮本選手134秒.3位には中川ジュニアが122秒で入賞しました.
 今年第1戦目は,無事に14名の参加者を得て穏やかなスタートを切る事が出来ました.次回より新ルールで完全ラウンド制で,各ラウンド30分間隔で1R90秒MAX,2R以降60秒MAX5ラウンドで行いたいと思います.天候によりMAX数の変更もあるかと思います.場所は今回と同じく奈良の平城京です.
 今年もウエスタンカップをよろしくお願いします.
HLG・CLGウエスタンカップ第1戦の写真ですコチラをクリック!
HLG・CLGウエスタンカップ第2戦開催のお知らせコチラをクリック!

HLG
順位  選手  R1〜R10 合計
@ 掛山吉行 24 49 40 55 47 56 40 59 37 60  279
A 井上和則 31 46 38 60 51 4 4 60 51 59  276
B 田根信幸 29 90 31 32 46 48 36 60 25 37  251
C 小笠原憲夫 21 25 48 32 32 39 40 42 40 32  195
D 奥田英利 13 39 19 27 40 31 45 33 30 32  189
E 白井庄二 50 5 50 33 10 5 25 22 9 --  180
F 鷲見健次 -- -- 16 60 43 31 35 30 22 35  173
G 片岡登志夫 27 26 18 19 31 34 24 30 34 33  159
H 中川浩伸 -- -- 34 25 18 23 25 47 5 9  131
I 中川浩一 -- -- 21 4 25 41 21 17 25 19  112
CLG
順位  選手  R1〜R10 合計
@ 宮本茂樹 41 57 60 44 45 58 60 30 27 60 295
A 小西忠司 53 47 60 60 54 41 60 60 -- -- 293
B 井上和則 40 32 46 7 60 60 43 42 60 60 280
C 今津 茂 46 29 41 33 36 45 43 33 60 53 247
D 天野 昭 32 42 27 34 26 23 53 46 60 26 235
E 高田富造 -- -- -- 39 55 7 -- -- -- -- -- 101
飛びっ子
順位  選手  R1〜R10 合計
@ 白井庄二 24 17 32 36 25 24 31 28 21 46 170
A 宮本茂樹 22 19 30 25 24 27 20 28 20 13 134
B 中川浩一 18 18 28 29 18 13 12 12 23 24 122
C 小西忠司 26 25 31 24 6 ------------- 112
D 中川浩伸 13 19 3 20 16 11 15 23 22 13 100



お知らせInformation                                                    ▽サロンへ  ▲トップへ
  ※お知らせ INDEX  掲示板Link2〜3月の競技会案内月例記録会ローカル・ルールについて
                FFメーリングリストについて

■インフォシークのメールマガジンについて                                                △お知らせトップへ
 こんにちは.鷲見@フリーフライトメーリングリスト管理者です.
 先日,本メーリングリストを提供している株式会社インフォシークより,メーリングリストサービスをご利用のメンバー全員に,メールマガジンを週1〜2回送付する旨の案内がありました.
 恐らく,メンバーの皆様宛てにも同様の案内が送られているかと思います.本メーリングリストを利用する上で,我々メンバーがメールマガジンの送付を拒否することは出来ないようですので,大変申し訳ありませんがご理解のほどよろしくお願い致します.
 あまり必要ではないメールマガジンが送られてくるのもどうかとは思いますが,週1〜2回でしたらなんとかご了承頂ける範囲かと思いますので,当面,このまましばらく様子を見たいと考えています.
(編集部注:「インフォシークのメールマガジン」は,編集子にも定期的に送られてきますが,特に不愉快な内容―最近,アホなエッチ系サイトのメールが来るのでアタマにきています!―でもなく,メールソフトの自動編集などの機能を利用して特設フォルダに振分けてやれば,特に問題はないと思われます.ちなみに,昨年3月〜今年1月22日までの受信件数は38件ですから,特にうっとおしいという程のモノではありません)


■2〜3月の競技会案内(競技会名・日付・自国・主催・場所・その他)                    △お知らせトップへ
いわき室内機同好会 例会・2月17日 時刻:AM 09時 00分・いわき室内機同好会・いわき市平体育館・
  参加費:機体持参者均等割り 種目:内燃機以外すべてOK 【問合せメール】 【関連ホームページ
きしめん大会(中部春季競技会)・2月24日 時刻:AM 08時 00分・中部フリーフライトクラブ・三重県鈴鹿市楠
  たんぼ・種目:HLG,F1J,E,小型機混合級 R級,G級はなし
第二回関西フリーフライト国際級競技大会・3月10日 時刻:AM 07時 00分・関西フリーフライトクラブ連合会・
  滋賀県神崎郡能登川町大中北地区田んぼ・参加費:選手12000円 助手2000円 当日,昼食,飲物を含む・
  種目:F1A,F1B,F1C 資格:JMAの模型飛行士登録または損害賠償保険加入のこと 申込み:2月15日締切厳守
  必ず郵便でお願いします 【関連ホームページ
東京選手会 大宮大会・3月31日・東京選手会・埼玉県大宮たんぼ・参加費:不明 種目:不明 詳細不明


■Launchers月例記録会ローカル・ルールについて                                       △お知らせトップへ
※2002年から採用された「JMA:HLG規定」は,すべての公式競技に適用されます. Launchersが毎月行なっている月例記録会では,HLG(CLG)フライアーに気楽に参加していただくため,一部規定を緩和した“ローカル・ルール”を採用しています.
 以下,現行の“Launchersルール”を明文化してみましたので,「JMA:HLG規定」(ここをクリック)と合せてご覧ください.
 1. 定義 ⇒⇒⇒ そのまま
 2. ハンドランチグライダーの規定 ⇒⇒⇒ そのまま
 3. 飛行回数 ⇒⇒⇒ 月例記録会のみの特例として,ラウンド制は採らず開始〜終了時間内に10回の飛行を認める.
 4. 公式飛行の定義 ⇒⇒⇒ そのまま
 5. 飛行の滞空時間 ⇒⇒⇒ 月例記録会では,原則として最大滞空時間は60秒とする.90秒または他の最大滞空時間とする
   場合は,競技開始前に協議・通告する.
 6. 順位 ⇒⇒⇒ 追加決勝飛行の実施方法は,主催者と参加選手の協議によって決定する.通常は,特定の10ないし15分内
   に2回の飛行を行い,最大滞空時間は90ないし120秒,2回の飛行のうち最良の値を取り,順位を決定する.(風速その他の
   要因を考慮し,競技委員長の裁量に任せる)
 7. 計時 ⇒⇒⇒ そのまま(注,いわゆる「ファウル」については,Launchersとしての定義を定める必要がある)
 8. 発航 ⇒⇒⇒ 発航場所は,計時員の判断により10mを大きく越えない範囲で自由とする.
 9. 代理飛行 ⇒⇒⇒ そのまま(厳守)



掲示板Link(チェック済みとは思いますが,念のため…)                                 △お知らせトップへ
■2002年 FFイベント・カレンダー →→→ コチラをクリック(順次更新しま〜す!)
■東野夫人からの伝言(小林正樹) →→→ コチラをクリック 
■瀬谷が使えるようになったそうです(瀬谷の富谷) →→→ コチラをクリック 
■HLGの基礎を勉強するのに良い方法?(ふぐしまのあべ)
                    →→→ コチラをクリック 関連記事@ 関連記事A 関連記事B 関連記事C 
■ハンマー投げHLG(RC)のビデオ(HP管理者1 ) →→→ コチラをクリック 関連記事@ 関連記事A 
■2002湘南大会の様子(石川@湘南) →→→ コチラをクリック 
■グラウプナーのSlipper(kussy)→→→ コチラをクリック 関連情報@ 関連Graupner HLG(HobbyLobby)
■PLGのゴムとディサマについてのQ&A(HP管理者) →→→ コチラをクリック 関連記事@ 関連記事A
■パイロット希望者いますか?(檀上) →→→ コチラをクリック(時間切れですが…) 
■大宮タンボ現状報告(津田:2002.2.1) →→→ コチラをクリック 
■寒中杯 延期のお知らせ(吉岡靖夫:2002.2.2) →→→ コチラをクリック  関連記事B 
■1980年の『Super HLG』(HP管理者) →→→ コチラをクリック 関連記事 サイトへ直通  
■寒中杯参加します。風が強そうですね。(kussy) →→→ コチラをクリック 関連記事
■重心調整のコツ?(ふぐしまのあべ) →→→ コチラをクリック 関連記事@ 関連記事A 関連記事B 
■寒中杯(和田) →→→ コチラをクリック 
関連記事@ 関連記事A 関連記事B 
■滞空時間挑戦機(金川 茂 ) →→→ コチラをクリック 関連記事@ 関連記事A 関連記事A 関連記事B 
                                                                              △お知らせトップへ



サロンSalon 新連載開始!(編集局の手違いで「今月から」になりました!スミマセン)       △お知らせへ  ▲トップへ
  ※サロン INDEX  石井英夫氏のゴムテスト表HLG・PLGのカーボンパイプ゚胴体と尾翼の取り付け
              懲りない新作HLG(5) 「パープルハリーT」飛行場行き・自動車事故寸前の事
              紙模型の世界最強のFF回収マシーン“Solo Trek”手回し式の携帯電話充電器


■新連載は右のアイコンをクリックしてください(図面は次号に)⇒


石井英夫氏のゴムテスト表(石井英夫)                                              △サロントップへ
  いつものテスト結果表です.ゴム動力には参考になります.データはコチラから…


■HLG/PLGのカーボンパイプ゚胴体と尾翼の取り付け(吉敷)                              △サロントップへ
 今回の提案は,トレンドのカーボンパイプ胴体と尾翼の接着手順に関します.バルサやヒノキ胴体の場合は,マチ針等で仮固定→位置確認→接着の手順が一般的ですが,カーボンパイプの場合,マチ針がささらない為,接着後「あッ・・・ズレてる」というのが多い.又,着陸時の衝撃で「尾翼がとれた」という不具合事例が多々あります。そこで,吉敷流の「正確に作る」「接着強度を確保する」為の一手段です.
 ただし,公知の可能性もありますが・・・・.少しでも会報のネタになりましたら幸いです.詳細はコチラへ…


■懲りない新作HLG(5) 「パープルハリーT」(平尾) ※図面はコチラでご覧になれます…        △サロントップへ
*設計 懲りずにまたまた作りました.新作と言っても昨年の実技を参考に,後述する3選手のHLGのエキス?を貰っての「ごった煮風・新作HLG」です.
@ 1つは,壇上君の好成績を下敷きにしてのハイアスペクトレシオ化(7.8).これまでの定説では,投げ上げの抵抗と滑空のバランスを考えながら,出来るだけ翼弦を大きく(100〜120mm)取って,なるべく翼端まで絞らないのが良いとされていました.ハイアスペクトレシオ化は巾を絞ると性能が落ちるとされていた事を,覆す出来事なのです.壇上機によって,翼弦を翼端で2〜3cm程度まで絞っても性能が落ちない確証が得られたので,早速取り込みました.これはF1B等大型機にも利用できます.
A 2つ目,は吉敷機の前縁の削ぎ上げです.HLGの平面型は壇上機とは感じが異なりますが,ハイアスペクトレシオ機(7.1)ですが,翼弦は壇上機と違って絞りが少なく90〜60と細長い翼です.特徴としては,前縁の削ぎ上げが1.5mmと大きいことです.これまでの常識ではせいぜい1mm以下が望ましく,私は0.5mm程度としていました.しかし削ぎ上げが無いと上昇が悪いし,多すぎると滑空性能が落ちることが多かったのです.しかし,吉敷機が上昇性能の向上とスバラシイ滑空を見せるので,???とは思いながら大きい削ぎ上げを取り入れました(今回はテストの意味で1.0mm強としました).もう一つの吉敷機の特色として,翼弦が小さいのでスパンが大きいのに主翼面積がないので,機体重量が軽いのに適度な翼面加重があることです.ちなみに機体重量40gで,翼面加重はなんと9.3gもあり,これが効いています.
B 3つ目は,尾翼面積を小さくしてのロングテールブームの採用です.これは井村機の影響です.機体重量は心配ですが,上昇抵抗の低減を狙っての採用です.機体重量に関しては,最近は何故か軽くできるので心配していません.予定通り,しっかり塗装しても軽すぎる程の重量(27g)で仕上がりました.
*製作 以上を勘案して設計し,まとめて2機作りました.図面をご覧頂けれは一目瞭然ですが,胴長550mm(翼長より10%も長い),スパン465mm,翼弦100〜35mmと私としてはグーンと絞って見ました.平面型はどうも違和感がありますが,これが「飛ぶ」機体なのですから,やむを得ません.主翼面積3.65dm,機体重量は27gで翼面加重7.4gとなりました.製作で上反角を間違って,5mmずつ少なくなってしまいました.ジョイントの削りは図面通りだったのですが,エポキシで接着する時に固定する角度を間違って(檜棒20×3を15×3にした)上反角か少なくなりました.後日修正しましたが・・・.
*テスト1  1月2日の初飛ばしに早速テストをしたので,、その結果ですが・・・
@ 何故か高度が取れない.投げた時の抵抗は無さそうですが,軽いので上昇の頂上で「グッ」と止まるのです.そこで重心位置に重りを積み,機体重量を30g前後にしてテストしました(翼面加重を8.0〜8.6gにした).以前より上昇が良くなりましたが,まだまだ不満です.
A 「返り」が悪い.機体が軽いのでコロッと返りますが,重りを積んで機体重量を増やすと上反角が足りない分,上昇の頂点で機体が横滑りして右に逃げて「返り」が悪いのです.且つ,横に逃げるので高度を取りません.これは上反角を修理をして,再度テストします.
B 滑空はスバラシイ.割合低速で地面効果もちゃんと利用して,なかなか良い感じの滑空です.
*テスト2  重りを積んで翼面加重を8g台として,且つ,上反角を設計に近い値に戻してテストしました.前回重りを積んだだけでは高度を取りませんでしたが,上反角を増すとテキメン効果があり,横に逃げないで高度を取ります.この辺りがHLGの難しいところでもあり,且つ,醍醐味なのですが.滑空性能は,感じですが機体重量が重くなっても,性能が落ちた感じがせず,むしろ安定して良くなった感じです.
*総括  「パープルハリーT」は全体として合格でしょう.高度も程々なので滑空性能と合わせて競技に使えそうです.製作しての感想は,材料はしっかりしたバルサ(比重0.1〜0.13でOK)を使用して丈夫に作ること.バルサの比重が大きい分,塗料の滲み込みが少ないし,適度な翼面加重(8〜9g)になります. 又,比較的小型なので非力な人にも飛ばせると思います.今回はテスト機なので,デサはホップアップ翼式ではなく,標準的な重りを落とす方法を採用しました(図面添付).


■飛行場行き・自動車事故寸前の事(平尾)                                           △サロントップへ
 昨年12月,ランチャーズの月例会に行く途中の出来事です.その日の早朝は曇りでやや薄暗く,前方視界は高速道路を走るには心すべき状態でした.新木場付近の左から進入車のあるインターチェンジに入ったので,橋を昇る追い越し車線を走っていると,頂上付近にダンボール風の障害物らしきものが見えました.
 前の車が余り避けずに通り過ぎたので,そのまま前進すると長さ1m程の角材でした.あわてて避けると左前輪にゴツンと衝撃がありましたが,大したこと無さそうなので,そのまま時速100Kmで20分ぐらい走りました.すると左前車輪からコトコトと音がし始めました.注意しながら走っているとしだいに音が大きくなって,車が少し左に寄るのでパンクかなと思って,点滅ランプを付けて待避所を探して入りました.
 そこで車から降りて左前輪を見てビックリ,殆どタイヤがありません.ホイールにゴムパッキンを付けた程度しか残っていないのです.私は補助タイヤを積まない主義で20余年になります.パンクは2回ほど経験していますが,パンク修理材を積んでいるので,今まではこれでOKでした.しかし今回は万事休すです.
 不幸にも携帯電話を持っていたので,104でJAFを調べて来て貰いました.この日は運がよいのか,早朝は空いているのか待つこと30分程度で来てくれました.
 話変わって,私は携帯電話が大嫌いなのです.何処ででも連絡が取れるなんて,誠に不謹慎です.プライバシーの侵害です.今回のような場合はどうだと言うかも知れませんが,待避所にはちゃんと非常電話があるし問題ありません.第一スイッチを入れていると,その気になれば電話の位置が絶えず把握できるらしいのは許せません.移動の場合中継局を変更していく携帯電話の機能上の処置の様ですが,野原だろうと街中だろうと,丸見えと同じ事で,隠れることが出来ないということですから.
 例えば,過去に河川の中州で濁流に流された若者が,流される瞬間まで両親に電話していたそうですが,これが良いことでしょうか.その様子を聞かされた親はたまらない.電話する時間があるなら,その時間を自分が助かる工夫に使えなかったのかと一瞬思いました.私が間違っているかも知れませんが….
 又,亡びゆく者のがひっそりと隠れようとしているのに,勝手に携帯電話で追跡されることを考えると,ホットイテクレといった感じで,弱者の自由がないのいやです.さて,話はもどって…

 JAFの車が牽引して近くのブリッジストンのタイヤ館に連れて行ってくれ,そこで店が開く9時半まで待ちました.店員が来てからが,又,腹が立ちました.急いでくれと頼んだのに,全て開店の準備が終わるまで待てと言うのです.私が上司でしたら全員懲罰です.このような対応ではアカンと思いました.本人は無論のこと,経営者はもっと考えるべきです.やっと10時過ぎて車を見てくれで,「これは鉄のホイールが曲がっているので,4輪全部取り替えです」とほざきます.角材がホイールに当たってめくれて,そこから空気が漏れたのです. 車はゴルフですが,ここの店ではアタッチメント等特殊ものが揃っていないがどうするかと言われて(ガンガンは走れないが),ごたごたしましたが約8万円でタイヤ,ホイール全取り替えとなりました.
 見積もりが出てから,今度はカード作りです.私は普段はカードを持っていないので(この時所持金は2.5万円),ニコスカードで審査している間,又待ちです.ようやく支払いが出来ると解ってから,修理開始.修理が終わって,大宮田んぼに着いたのは12時近くでした.普段は8時過ぎには着くので,3時間半かった事になりますが,費用と時間についてはまずまずと考えます.今回で懲りて,返って早速補助タイヤを積みました.。これがあれば30分程度の遅れで着けたはずですから.くやしい!
@ ゴルフの安全性に感心しました.前輪がパンクしても爆裂した状態になるまで100Kmの高速で,さほどハンドルを取られることなく,軽い振動程度で走るのですから驚きです.且つ,タイヤがほとんど無くても低速ではさほど無理なく走れます.
A 何か支払いが出来る方法を身につけること.又,補助タイヤは必要です.
B JAFの会費は年間3000円ですので,20年に一度の事故の場合総額6万円の会費を払って,実費は約1.5万円ですから,JAF入るのは損です.入会していれば,牽引は無料とのことですが…
C タイヤは横浜からアルミホィールのブリッジストンに変更しましたが,高速でのターン性能は上がりました.付着が良くなった様で,ぶれが少なくなりました.但し,後でゴルフ用のホイールアタッチメントを自分で取り付けた後の状態です.コレがないと車輪のセンターが出ないようです.


■インターネットで広がる紙模型の世界(Leander Kahney:日本語版 大野佳子/合原弘子)       △サロントップへ
〔HOTWIRED JAPAN(http://www.hotwired.co.jp/)記事より→抄訳〕
 紙模型(ペーパーモデル)作成という趣味は,かなり古くから行なわれてきた.しかし最近,コンピューターやインターネットのおかげで,紙細工は全盛期のビクトリア時代[19世紀後半]のような人気を取り戻しつつある./紙模型は最初,中国,韓国,日本で,500年から800年前に始まったという.紙模型は,もともとは宗教や儀式で使われた./しかし紙模型は,1920年代には木製や金属製の模型キットに,1950年代になるとプラスチック製のものに,取って代わられてしまった./しかし,コンピューターやインクジェット・プリンター,インターネットのおかげで,紙模型は再び趣味としても人気を高めてきている./コンピューターやインクジェット・プリンター,インターネットのおかげで,紙模型は再び趣味としても人気を高めてきている.

 インターネットでは,原子力発電所(@)からスウェーデンの夏の別荘(A)に至るまで,およそ想像し得るほぼすべてのものの模型が手に入る./鉄道模型や,建物,自動車,飛行機,船,軍需品などはとくに人気がある./1890年代から1920年代の鉄でできた軍艦(写真⇒)(B)を精密な厚紙模型にするのが人気があるようだ./ヤマハ(C)は,自社のオートバイの驚くほど精巧な紙模型を作っている.インクジェット・プリンターのメーカー,キヤノンは,動物や有名な建造物のほか,科学や日本文化に関するさまざまなものの模型を多数,無料ダウンロード(D)で提供している./シナジー・アイコンズ社(E)など,販促用の紙模型の設計を専門に行なう企業も存在する./『カード・モデリングFAQ』(F)というサイトには,驚くほどたくさんの無料の企業の紙模型と,あらゆる種類の模型が存在する./米航空宇宙局(NASA)は,同局のほぼすべての宇宙探査機の紙模型を提供している.現在土星に向けて航行中の『カッシーニ』(G)の模型など,非常に精密で正確にできているものもある.


 …というワケで,確かにInternetには興味深い「紙模型」が多い.上の記事に紹介されているサイトと,ちょっとオモシロそうなモデルを下にならべてみた.あの「世界貿易センタービル」や「ペンタゴン」まである(ビルに突っ込んだセスナ172も!).時間に余裕のある方は,覗いてみていただきたい.                (ただし,FFほどオモシロクありません!が……鰻犬)

                                                                               △サロントップへ
※参考サイト一覧(*→ダウンロード可能な紙模型の種類とURL)
@http://thomas.pleiner.bei.t-online.de/download.htm
 *Junkers Ju-87 B extracted from model aircraft carrier Graf Zeppelin:
    http://thomas.pleiner.bei.t-online.de/ju87.pdf
 *Messerschmitt Bf 109 extracted from model aircraft carrier Graf Zeppelin:
    http://thomas.pleiner.bei.t-online.de/me109.pdf
 *Cessna 172 "Skyhawk" especially designed for the Radiomuseum in Rottenburg 1/72 1 sheet:
    http://thomas.pleiner.bei.t-online.de/cesna172.pdf
Ahttp://www.lnctv.com/~a20080a/download.html
Bhttp://www.wired.com/news/gallery/0,2072,49507-2720~2719,00.html
Chttp://www.yamaha-motor.co.jp/eng/papercraft/index.html
Dhttp://bj.canon.co.jp/japan/papercraft/
Ehttp://www.synergyicons.com/
 *World Trade Center:http://www.synergyicons.com/wtc/index.html
 *The Pentagon: http://www.synergyicons.com/models/pentagon.htm
 *British Airways 747,United 737.Spirit of St. Louis → 有料?
Fhttp://www.cardfaq.org/
Ghttp://www.jpl.nasa.gov/cassini/english/kids/models.html
 *1/40th Model Page: http://www.jpl.nasa.gov/cassini/english/kids/simplemod.html
  The Illustrated Assembly Instructions and Parts: http://www.jpl.nasa.gov/cassini/english/kids/models/pprmdl.pdf
 *1/37th Model Page Educational Brief: http://www.jpl.nasa.gov/cassini/english/kids/challen.html
  Cassini Spacecraft 1/37 Scale Model: http://www.jpl.nasa.gov/cassini/english/kids/models/Instrns.pdf (Mac 用もあり)
  PARTS SHEET 1 The Spacecraft Bus: http://www.jpl.nasa.gov/cassini/english/kids/models/Parts.pdf (   〃    )



■一人乗り飛行マシン,飛行実験成功 (Farhad Manjoo:日本語版:服部真琴/小林理子)            △サロントップへ
 上記タイトルのニュースが「HOTWIRED JAPAN(http://www.hotwired.co.jp/) 2002年1月17日 2:00」に掲載された.
 記事には,“SFの世界やディズニー映画『ロケッティア』などでは,ずっと前から存在していた”と書かれており(最近では,スマップの仲居君がTV-CFでランドセル型ロケットで飛んで?いた),まあSF大好き人間にとっては永遠のアコガレだろう.今回開発されたのは…
 “『ソロトレックXFV(写真⇒)』と名付けられたこのジェットパック試作機は,卵泡だて器を逆さにしたような形をしている.モシャーCEOによれば,最初の飛行は,もともとごく控えめな計画だったという.きわめて短い滞空時間だったうえに,踏み台程度の高さにしかあがらなかったこと,さらには「突然跳ね上がったら困るので」機体にロープが付けられていた事情を説明するにあたって,モシャーCEOは「走り出す前には,じっくりと歩いて確実を期さなければならないのだ」と語った”
 …で,“テスト飛行では,マシンはマイケル・モシャー最高経営責任者(CEO)を乗せて,20秒の間,約60センチの高さまで浮上した”とのこと.開発したのは,“シリコンバレーの一企業,ミレニアム・ジェット社(http://www.solotrek.com/)”で,“航空産業の歴史に残る偉業を成し遂げたと断言した”そうだ.
 現行モデルは,“全長2メートル40センチ程度,重量は140キロ近くある”,“ガソリンを燃料とし,一回の補給で200キロ近く飛行できる設計になっている”.
 “実用化されるときは,もっと小さくて軽くなる”し,“開発が完了すれば,ソロトレックの最高飛行速度は時速130キロ程度にまでなる”と開発者は言っている.“機体安定システムが最大の難関”とも言っているらしいが,昨今のジャイロ技術の進歩を考えれば…いっそ,日本の「フタバ」とか「JR」に相談すれば話は早いのに!(と考えるのは,身びいきすぎるだろうか?)
 一般への普及はともかく,消防や高所作業では活躍しそうだ.もっとも,現在のサイズではとうてい商品として成り立ちそうもないし,絶対的な『安全性』を確保するのは単簡ではなさそうだ.生身の人間が乗るモノだけに,機械としての安定性は高いレベルが要求される.パラシュートの使える高度まで揚がろうとする人は,こんなモノに乗らないだろうし.
 ところで,この『ソロトレック』が軽量・安価で普及したら,もっとも助かるのはFF屋ではなかろうか?
 発航したらすぐに上昇して「高い所から着地点を確認」できるし,地表の状態に関係なく「まっすぐに」回収に行けるなんて,夢のような話ではないか!…高齢化が進むFF界にとって,救いの神になるか?今後の成り行きに注目したい!
                   (※『ソロトレック』が商品化されるころには,現在のFF屋の大半は退役しているか?…stupidcat)


■モトローラ,手回し式の携帯電話充電器を3月発売
(2002年1月14日AP通信 日本語版:石川あけみ/高森郁哉)                                   △サロントップへ
 “モトローラ社は,蓄音機や手回し式電話の時代へ逆戻りしたかのような手回し式充電器を発表した.携帯電話なしの生活は耐えられないという人には朗報だが,これで携帯電話からますます逃れにくくなると考える人もいるだろう.
 手回し式充電器『フリーチャージ』は,ぜんまい式のラジオや懐中電灯のメーカー英フリープレイ・エナジー社(本社ロンドン)とモトローラ社の共同開発.電気のコンセントが手近にないとき,電池が切れそうな携帯電話に充電できるよう設計されている.ハンドルを約45秒間回すと,通話時間にして4〜5分,待ち受け時間にして数時間分の電力が得られる.
 フリーチャージは,要するに小さな発電ユニットで,携帯電話のコネクタに接続できるようになっている.重量は約360グラムで,平均的な携帯電話の約2倍だ.3月から市販される予定で,価格は約65ドル.”(写真参照)
 …とまあ,こんな内容の記事なのだが,ケータイ依存症?の若い衆でなくても,我等FF屋もバッテリーの残量が気になることがある.選手権のネット中継で,情報発信側のバッテリーがダウン,借り物のケータイでなんとか続行したという話もある.
 手回し発電機器としては,英国で途上国向けラジオが作られた話が有名だが,360グラムなら山屋も欲しがるだろう(最近登山の世界でも,ケータイが活躍している).日本の技術をもってすれば?重量・サイズ・価格とも半分でできそうな気もするのだが,どこか作ってくれないものか.なお,現段階ではモトローラ製専用だが,少し遅れてノキア(フィンランド),エリクソン(スェーデン)用も発売されるという.残念ながら,NTTなどの名前は出ていなかった. (鰻犬)

                                                                    △サロントップへ

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