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@2001年寒中杯の結果
LaunchersSalon
A「FF模型文化論」石井英夫/連載A
BHLG用エンジンの手入れ法(平尾)
C愛機紹介(下田多門)
DHLGのはやりすたり(平尾)
E最先端インドアCLG(壇上)
Information
F2001年世界選手権の情報

Gan addition



2001年2月の記録会は、2月18日(日)大宮たんぼです!!

 今年は暖冬と言う予想と違って寒い日が続いています。この間は大宮田んぼで、零下4度と言う頬がピリピリする久しぶりの冬を味わいました。しかし、それでもヒコウキ屋は早朝から田んぼにたむろして、ガタガタ震えながら朝食を食べているのですから、馬鹿ですね。これを見ていると、ゴキブリと人類(ただしヒコーキ屋…編集部注)は滅びないと確信します。18日は、2ヶ月分20投(1/2月分)の“恐るべき競技”を強行します。天候不順の場合は順延です。
 元気でハンドランチ飛ばそ!                                   (平尾)
                                                        
@2001年YFS“寒中杯”の結果速報 '01年2月4日(日)
  ヒコー場⇒大宮たんぼ 天候⇒晴れ

 この日は朝からやや風(2〜5m)があり、飛ばさない記録会となりました。ですから、飛ばした人が勝つという自然な大会でした。
 特にラバー(70グラム・ク−プ/F1G)は5回飛ばして壊れなかったか、沢山壊した人が優勝。このところ好調を維持している勝山さんの機体は重傷でした。
 グライダー(A1/F1H)は、このところ好調の吉岡、小堀の優勝争いとなり、1機壊した小堀選手が2番機で最終回挑戦しましたが、機体の調整未了で惜敗。3位の相澤さんは、ランチャーズHP掲示板で紹介したキットで挑戦、調整しながらの3位は機体の優秀性を証明したと言えましょう。あの簡単な装置(変芯フック)で、風の中でのサークリングも出来ました。
 エンジン(1/2A/F1J)は、3種目の中では1番丈夫で、パワーダイブ以外は大破なし。しかし、飛行距離が出るので体力戦でした。沢山(と言っても5回以下だが)飛ばした人の勝ち。1、2位は常連のお二人で、今回は東野さんが優勝。以上3種目は、この日も敬老の日で2/3は60歳以上でした。
 HLGは相澤、大八木選手が253秒同タイムで同点決勝となりましたが、相澤さんの意外に早い“復活”でケリ。常勝の井村選手が、今回は3位でした。HLGはこの日唯一飛ばしまくった種目で、参加者も13人と豪華。ピットは「時計!時計!」、「飛ばすよ!どげ、どけ」と騒がしい。風の中、バラケル機体も多く、こちらも消耗戦でした(写真を撮る予定がデシカメを忘れてすみません)。
とりあえず、上位3人の成績です…↓

   種目       1位       2位       3位   
 A1/F1H    吉岡         小堀       相澤     
 70gク-プ/F1G    竹鼻       勝山         佐藤   
 1/2A/F1J    東野       金川         熊谷   
 HLG    相澤       大八木       井村   
  
    
ランチャーズ向け→HLG用エンジンのお手入れ (平尾)
 昨年はHLG用エンジンが壊れて、1年を棒に振りました。しかし、1年がかりで整骨院に通って どうやら治りました。そこで得た
知識をご披露して、皆様のエンジンを快調に保ちましょう。
 朝晩2回肩の体操をする。これにより肩のヒンジ回りの筋肉を整える事が出来る。
 1.椅子に座って両肩を前後にまわす。前方向に10回、うしろ方向に10回、
 2.次に腕を水平に構えて、左右10回づつ自分の背中の真ん中を指で触れる様に努力する。
 3.両肩を10回上げ下げする。上に上げる時は精一杯力を入れて、降ろすときには力を抜く。
 4.腕をだらんと垂らして、拳を握って左右外側45度方向に100回水平角30度程度までぶらぶらさせ
   る。
以上のことを3月程続けると、肩の疲労回復が早いし肩が痛くならない。

                                                                          

愛機ご紹介(下田多門)
 はじめまして、群馬の下田と申します。
 昨年、ランチャーズに入会させていただきました。とにかく、何から何までドシロウトです。
 皆様のご指導が必要です。何たって50才ですから(もっと年に見えますが)。大宮田んぼに毎週通っていますが、体が硬いのと投げが下手なのとで、機体は壊すやら身体は金曜まで痛いやらて、とにかく大変な状態です。とりあえず私がうまくなるまで、皆様にご指導頂けることを信じて通います(とにかく先輩は後輩を育てる義務がある???)。
 ただ、理論めいた難しいことはまったく分かりませんので、その点ご理解の上、面倒を見て頂ければと思います。それから、皆様にお願いがあります。群馬の会員がいらっしゃれば良いのですが、大宮田んぼが使えない時期を、今年はどんな風にどこで過ごすのか、今から気になっています。というのも、昨年は4月に入会して9月まで、何をどうしたら良いのか分からない、悶々とした日々を送っていたからです。また、4月になるのが怖い。早く仲間を作らなくっちゃ、誰か紹介して−!どこか一人でやっていても恥ずかしくなく、堂々と投げられる所を知っていたら教えて−−−、こんな気持ちでいっぱいな私ですが、宜しくお願いします(資料別添)。⇒ここをクリックしてください!
【追記】
 下田さんはとにかく熱心で完全にビョウキです。下田製作所のこのヒコウキは飛ばすのが難しい1段上反のHLGですが、これは癖が無く良く飛びます。制作も易しいので、お試しあれ。
 次に、仲間を紹介するとすれば、ネイサン・スターマンと言う変な外人です。奥さんは日本人で本人もどうにか日本語がしゃべれます。電話は通じないようですが。(住所 〒370−3511 群馬県群馬郡群馬町金古567−6)その他スケールをやっている人が居たのですが、資料を破棄してありません。ラジコン屋は自衛隊の演習場に集まっているようです。その他 夏飛ばす場所は、この大宮田んぼの西側のグランドが、1候補です。但しここは早朝から9時までの様です。詳しくは田岡さんに聞くこと。(平尾)

                                                                          

HLGのはやりすたり(平尾)
 最近のHLGのすがた形を見ていると、まったくバラバラに見えます。それぞれ勝つために工夫をこらす訳ですが、その人の性格例えば強気人、弱気の人。体力のある人、ない人、器用な人、不器用な人。又、それぞれの過去の経験実績等により機体のデサインが決まります。
 機体を見ていると、HLGランチャーは案外と個性が完成していて、立派な人格者ばかりではないとかと思います。様々な邪気に振り回されるのは当然としても、結局作ってくるのはそれぞれ個性的な機体です。
 例えば、今回紹介される下田一段上反機、高性能の井村機、上反角の大きい富谷機(3段上反翼で、端部はほぼ垂直に近い)、石井君は昔ながらの小型機と折畳み翼機、相澤会長は小型のテキサスの改良型?、見ればすぐ解る20年かかって凝り固まりつつある古矢機、最近来ないが今でも最新鋭機といえる笠間機、古矢機に似ているが理論構成が違う吉敷機、特別個性的とは言い難いが、でも個性のある小川機、吉田機、岡田機、平岩機、イギリスの室内機のモディファイを追い続ける大型志望の久保機、関沢製作所のゴールドラッシュ等々。
 以上それぞれをどの系統と分けるのは困難なほどバラバラです。しかし、強い選手はある程度決まってはいるものの、それぞれに勝つチャンスがあるのがHLGの面白いところ。湘南大会では関西の鷲見選手にやられましたが、そこはそこ。
 傾向を強いて上げれば後退翼がはやりで、直線翼に見える黒川機と山下選手のような典型的な前進翼タイプがありません。後退翼(翼は直線でも平面型でハイポイント位置が後退しているのは後退翼)は直進性が良いのが特徴ですが、「返り」では一癖あって工夫が必要です。大型機では問題ないのですが、HLGの様な小型機になるとこの影響は大きい。その点、前進翼は返りでの失速からの回復が早いのが特徴です。この傾向は当然ながら「投げ」のフォームに影響があって、現在とは違う投げ方が出来ます。新傾向を探るなら是非、前進翼もお試しあれ。

                                                                          

最先端インドアCLG檀上彰宏)⇒⇒⇒図面はこちらです。
 AMAのカタパルトグライダーアンリミテッドクラスのカテゴリー2(天井高8-15m)記録を破った機体の図面です。海外向けに描いたものなのですが、せっかくですから皆さんにも、と思いまして、発表させていただきます。なお材料の比重(図面中の、#)は海外向けにポンド立方インチ表示ですのでグラム立方センチにするには0.016を掛けて下さい。
 現在のAMA記録は2フライト計で1分47秒9ですが、この機体は12.85mの天井高の体育館で1分51秒2を記録しています。なお、カテゴリー3(天井高15-30m)になってしまうのですが、15.8mの会場では2分13秒6を記録しています。機体のコンセプト等は以前図面を発表したスパン60cm機とまったく同じです。HLGと違ってカタパルトは動力を変えられるので、機体を大きくしても高度15mであれば問題なく発射できるので、単純に大型化による性能向上を狙いました。結果は正解。翼面荷重は小さくなっていない、いや、おそらく大きくなっているにもかかわらず、沈下率は10%近く向上しており、そのグライドはまさに圧巻。信じられないようなスピード(もちろん、おっそーいっ!)です。
 インドアのHLG、カタパルトはアウトドアと同じ面も違った面もあり、面白いですよ。皆さんも是非遊んでみて下さい!!
                                                 
2001年FF世界選手権競技会速報 …A
 ランチャーズホームページに掲載されたものを、参考までにまとめました。
  1.開催日時   2001年10月8〜13日
  2.開催場所   USA カリフォルニア ロストヒルズから数マイルの所
  3.日 程 表 
     月曜日 10月 8日 到着    登録
     火曜日 10月 9日 練習日、 開会式
     水曜日 10月10日 F1A    競技
     木曜日 10月11日 F1B    競技
     金曜日 10月12日 F1C    競技
     土曜日 10月13日 予備日  閉会式
     日曜日 10月14日 出発
  4.ルール        FAIスポーツコードによる。
  5.申込み費用     団長、選手、チームマネージャーは200ドル、サポーターは50ドル
  6.競技場所の概要   ロストヒルズから数マイルの所で、広さは3.6Km×7.2Km ほぼ平ら
                 で木はない。 まばらな草以外の植物もない。地面は柔らかく、ほこりっぽ
                 い。又、人の造った傷害物もない。
  7.気象条件等      この場所の10月の平均的気温は20〜30℃で風速は0 〜6m/秒である。
  8.その他の競技について  カナダカップが10月6、7日にロストヒルズで行われる。シエラカップが
                 カリフォルニア、サクラメントのワゲルで10月18〜20日に行われる。詳細は
                 後日の要項でお知らせする。
  9.ウエッブ・サイト   公式なウエッブサイトは  www.modelaircraft.org/comp/2001FFWC1.htm
 10.宿泊について    多くの手頃な価格のホテルはロストヒルズとボタンウイロウの近くにある。価
                格は場所と部屋の人数によって33〜48.5ドルになる予定である。詳細は
                次の資料で知らせる。
                (注:この項は海外の参加者を世話してくれるのではなく、参考程度のようだ。)
                                       
※次回の情報は1ヶ月後の予定である。
                                                



【今月のオマケ】
 
←は、自作機(実機)のHPでカタログを眺めていたら、何故かまぎれこんでいたのもです。見てお分かりのとおりトライシクルの一種ですが、なかなか良く出来ています。大宮たんぼで回収に使ったら、結構オシャレだと思いませんか?(どうやって持って行くか、なんてヤボなことは聞かないこと!)
 使っているパーツもかなり上等で、操舵系もよく考えてあるようです。気になるのは、@駆動ギアが最前部で剥き出しなのでアブナイ!Aチェーンが自転車3台分!Bブレーキが前2輪だけで、それぞれ左右の手動なので、パニックストップ時に真っ直ぐ止れるか?…など。長い旗竿とミラーは、一般道での安全対策。サイクルメーター付き。
(ポインタを画像に合わせてみてください。クリックするとHPへ!)
【今月のオマケ】その2 いつものツマンナイやつですが…⇒click⇒

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