【抛人→ほうじんorひょうじん…造語です。
「投人」「放人」よりはらしい、と思うのです
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@3月記録会の結果(HLG)
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4月の記録会は、4月15日(大宮タンボ・9:00〜12:00)です!
 この日がこの春最後の大宮田んぼでの記録会です。今年も5月からは昨年と同様瀬谷とグリーンパークに別れての記録会になります。5〜8月は飛ばす場所が限定されるので、やや雰囲気の違った記録会と言うことで、ビール中心とかダベリ中心とか工夫をしましょう。
 恋人に会えないと愛しさもいっそうつのるのと同様、大型のHLG・PLGにとどかぬ思いを馳せてながら、ひたすら秋を「待ちましょう!」。                  (平尾)
ランチャーズ記録会2001年3月 HLG  
   2001/03/18大宮たんぼ 小雨〜晴れ 北1〜6m/秒   ★詳しい結果はこちらです!
 小雨の中でスタート、北側の空が少し明るさを増し、やがて雲の切れ目が見えてきたが小雨はつづく。風は微風、だれいうともなく「あの晴れ間が来ると風も来る。」
 風を嫌ったのか、雨の中早々と投げ始めたのは吉田さんと相澤。吉田機は40秒台から50秒ちょい、相澤はピッチングに悩まされ、30秒台が続く。斎藤さんも早めに投げて30〜40秒前半という記録が並んでしまった。
 やがて予想通り、空が明るくなるにつれ風が出始めたころ、喜敷さん、井村さんがMAXを出す。薄日が刺し始め風も強くなる中でMAX合戦がはじまった。回収に行ったきり戻れなかったのが加藤さん。追っかけはしたが、あきらめよく戻った古矢さんは×2の大判ぶるまい。無くなっても気持ちのいいのが視界没というやつ(?・・・他人事だから)。
 結局、強風でも強いことを証明した井村さんが優勝。2位は、回収から戻れず、2ランウンド未消化の加藤さん。風が吹く前に尻上がりに記録を伸ばした吉田さんが、3位という結果でした。最近入賞から遠ざかっている富谷さんは修理に忙しく、出来たばかりの機体に強風はかわいそう。熱心な“大宮たんぼ通いマン”下田さんは、練習のような記録が出ず、20秒台×5は残念。
 今シーズンの大宮たんぼでの記録会はあと1回。来月も大いに楽しみましょう。
                        【相澤】

























ランチャーズ記録会2001年3月 CLG
    2001/03/18大宮たんぼ 小雨〜晴れ 北1〜6m/秒   ★詳しい結果はこちらです!
 天気が不安定だったためか、参加者が少なく4名。9:00スタート時には小雨が降っていたが、1Rは小雨の中3名が50秒以上のタイムを確保。4Rあたりから雨も上り、通常のコンディションに戻った。
 結果は小型機を飛ばした佐藤が優勝。2位は機体を沢山持参して、その都度違う機体を飛ばしていた乙川さん。3位は独特のスタイルの機体(主翼の長
さに対して胴体がかなり短いタイプ)で飛ばした内山さん。4位は、いつもの機体と違って比較的大きな機体を飛ばしていた倉田さんでした。
10:30過ぎ頃から風が吹いてきましたが、CLGは11:00頃までには全員飛行が完了しました。                  【佐藤】





4/1日・選手会競技会に参加して     (平尾)
 この日は前日の桜に雪と打って変わって好天・天。素晴らしい飛行機日和でビンビンでした。しかし、参加者はやや少なく、と言っても30名は居ましたか。しかしサーマルは小振りで難しい日でした。
 私はグライダーはカーボン機が2機(国内級とH1H)しかありませんが、なんと言っても丈夫でどんなに乱暴に扱っても空中では壊れませんので、風が吹くとチャンス到来と嬉しくなります。但し、調整が重要です。前日が雪だったのでしっかりグライダーの調整をした結果、やることなす事調子が良い素晴らしい日でした。
 岩田さんをはじめ、このところグライダー人口は増えたものの小型クラスでは若手に元気がない。この日
はサーマルが小さいとにらんで、少しでも翼面加重が少ない国内級(−2gは得)で参加。これも当たりました。
結局、私は石井英夫氏とのフライオフに残って米7kgをせしめました。フライオフは3分でやったのですが2人で談合して、3分maxを勝手に決めていざ勝負!! 結局は2人ともでかいサーマルに入れてすごい上昇で黙視が困難な程揚がり、3分でデサ降下はしたものの視界没で2機共危ういところで回収しました。これも好判断で5分でやったら「さよなら、さよなら」でした。この日は新潟の人、富士川の人と遠方からの参加者が5人も居て、交歓!交歓!詳細な結果はこちらを!
関西FF国際級競技会に参加して      (平尾)                        
 今年から40回を区切りにKFC競技会が発展解消して、「関西FF国際級競技会」になりました。伝統ある大会だけあって荒れるお天気もきちんと引き継がれていました。今年も当日早朝は田んぼ1面吹雪で視界不良、車がぼんやり見える程度、寒さも十分でやる気のそがれる事そがれること等等。 と参加する方は呑気なことが言えますが主催者は大変です。何とか開催したいものと胃がよじれる思いだった事でしょう。
 その甲斐あってか念力が通じたか、競技開始の30分前には天候が回復して、風もまずまずで競技はスタート出来ました。風はそこそこでしたが神様の同情もそこまでで、後は時々小雨、時々小雪とお天気の神様はやる気を無くさせようとあの手この手。
 しかしです、この程度でくじけては選手がいけないのです。F1Bの菅原さんなどはこの日は立派に5ラウンドをこなしてパーフェクトの成績で優勝ですから立派です。こういった時は多少記録を落としても5ラウンド頑張れば賞品の「かも」にありつける確立は高いのですから。だが勝負は水もので、よく揚がっていた岩田さんは1秒の差で4位になり何にも無しで、これでは帰っても家に入れてくれないだろうとしょんぼり。
 これを見ると私の飛行機はそれほど揚がらないし、手を抜いて3回で止めて正解だったのかな・・・・。いやいや、こういう人が一番いけない!!!!
 グライダーの1、2位は普通として3位が異常でした。吉川さんなんていつからグライダー始めたのか、知らなかったなー。F1Cは関東の東野さんの為の大会でエンジンをあわてて練習した心暖かい人たちの熱意は買いましょう。
      ●入賞者のリスト
         F1A (参加者16名)   F1B(参加者14名)   F1C(参加者5名)
         優勝  高橋浪男      菅原隆朗          東野長生
         2位   白井庄二      中田光恭          木引敬一
         3位   吉川 広       石川保則          増田哲司
 話題が変わってこの大会は5ラウンドなので、午後3時には終わってこの頃には天候も回復したので、安土城址を見学に行きました。テレビでも放映されましたが現在発掘調査中で、ぞくぞくと登城坂や屋敷跡が発見されて、検証をしながら、且つ、復元しつつあります。
 山の高さは大したことはありませんが、結構勾配の厳しい山で直線状の登城道の石段はFFよりきつい。しかし登るにつれて刻々と変わる琵琶湖沿岸の景色は素晴らしく、寒さも忘れます。織田信長の栄華の夢のはかなさは、まさにFFの優勝にも似て「何だったんだ」。安土山の400年前の繁華街には、やがて桜が咲いて散って……。
 老骨をむち打って、何とか浅沼さんと頂上の本丸跡まで登り、そこから大中之湖の飛行場(FFの古戦場)をしんみりと眺め(2人共成績は…)ました。おかげで身体は心底冷え切ったので、その後は一目散に温泉に飛び込んで、夕方は琵琶湖畔の宿で乾杯! 役員や裏方の方々、本当にご苦労さまでした。感謝!感謝!(平尾)


好評連載
第4回!   



Welcome to freeflight club "Slandan" and our HLG site!
寒い国?の“熱いHLG集団”を紹介します!
 (鰻犬)                       
★目聡いLaunchers諸兄のことですから、「とっくの昔にチェック済み」かとは思いますが、念の為。
 何の気なしに目にとまった、スウェーデンのHLGクラブのサイトです。詳しくは直接ご覧頂くとして、単簡に紹介しておくと、言語は当然スウェーデン語ですが、ありがたいことに英語のページもあります(ただし、英語もよく分らぬ紹介者は、画を見て推察するのみですが)。クラブの紹介、競技の結果、ルールの説明、Link、など、内容的には常識的なHPです。
“Drawing”の項目には、HLG、CLGが20機種ほど掲載されています。
わざわざ一項目をさいて紹介されている“HE-Man”というクラス(写真右下)のルールはというと…
   
Minimum span 600 mm (24")
    Minimum weight 45 grams (1,5 oz)
    No built up structure, just wood
    No syntetic material
    No DT
 (!!…筆者注)
    Two hand throws not permitted
    A appropriate name displayed on the wing
    5 throws all counted
    60 seconds maxes

 …いまさら“Minimum span 600 mm (24")”なんて驚きはしませんが、このサイズで“No DT”というのはちょっと???。
まあ、45cもあれば、たいていはスイスイ降りてくるでしょうが、“ヒコーキを大切にする”日本のFF屋には、たぶん抵抗があるでしょう?。でも、“A appropriate name displayed on the wing”は、オシャレでいいんじゃないかと思います。構造や素材に制限を付けているところも、(異論はあるでしょうが)何となくナットク出来ます。
 ともあれ、まだご覧になっていない方はこちらから直接行けますのでどうぞ!
(注,「隠しLink多し!」)
 ついでに、もしご存知なければこちらも覗いてみてはいかがでしょう?(英国のHLGサイトです)
 どちらも残念ながら、イロケは皆無です、念の為。Launchersも同様でありますが…。
HLGはやり廃り A     (平尾)                                      
 最近のHLGの形を見ていると、まったくバラバラに見えます。しかし、しかしです。ここ数年の性能の向上する様を見ていると、そろそろ限界に近づいているのではないかと思います。トップクラスのHLGが、滞空性能50秒を上回っていると考えられる現在、改良の余地は少ないと考えます。
 ここまで性能が良くなった改良点として、大型化、ハイテク材料の使用による軽量化と翼型の改良があります。
 しかし大型化も限界ですし、軽量化も軽すぎると力一杯投げても高度が取れません。翼型も、投げと滑空のバランスからHLG翼型以上の翼型は無いと言っても良いでしょう。平尾がテストしているフラップ翼は、投げでの爽快感がないので面白くない。こういった事情から、改良点もそろそろ限界ではないでしょうか。それを数字で検証するために簡単な計算をしてみました。

 HLGを60秒飛ばすには、上昇時間を3秒として57秒の滞空性能が必要です。その必要高度は、沈下率45cm/秒の機体の場合の取得高度は 57秒×0.45m=25.65m 以上となります。
 この値は、ランチャーの取得高度のほぼ限界に近い値でしょう。また、沈下率もFF模型飛行機としては小型の部類に入るHLGとしては、妥当な値と考えます。スパン2mを超えるF1Aの場合、バントして得られる高度で75m上がると5分飛ぶと言われているので、これが正しいとすると25cm/秒の沈下率になります。
 F1Bが同様に沈下率40cm/秒程度と考えられるので、HLGの45cm/は上出来だと考えます。推定値ばかりでは実感がないので、今後は少し時間をかけてランチャーズの取得高度を実測してみたいと思っています。
 そのツールとして、通販で売っているビクセン製のデシタル距離計(この製品は2〜3年前から売っていました。最近ニコン製として正価7万円・キムラカメラでは8掛けで売っているらしい)を使ってデータを収集する予定です。見かけは双眼鏡に似ていてますが、この製品はレーザーパルスを飛ばして、その反射を捕らえて距離計算をするのです。その一定時間、機影を捕らえていないといけないのですが、それが難しい。

 この間、少しばかりテストをしてみました。大型機は何とか捕捉出来ましたが、HLGは捕捉出来ませんでした。参考までにF1Bの場合は上昇高度100数mの値でしたので、上昇気流でない場合で到達高度100mと言って良いようです。飛行機によって捕捉がしやすいのとなかなか反応しないのとがあります、又、機影が小さくなると捕捉出来ませんでした。
 まずは機影捕捉の訓練と、測距離で角度が付いた場合の補正の方法を確立しておく必要があります。HLGが成功すると、HLGよりその他の模型飛行機の方が計るのは楽ですから、様々な資料が集められると思います。そして距離の補正方法も確立し或る程度データが揃ったら、取得高度が解ればそこから滞空性能が推定出来るので、より理屈がこねやすくなります。
“Launchers掲示板”からのお知らせ (…チェック済みとは思いますが念の為。clickで掲示板にwarp!!
HLG成績記録表作成ツール  ⇒こちらをご参照下さい! (iモード版もあります)
HLGウエスタンカップ第3戦大会結果報告  ⇒こちらをご参照下さい!
HLGウエスタンカップ第4戦開催のお知らせ  ⇒こちらをご参照下さい!
Closed Loop Controles in FAI 2001 sporting code  ⇒こちらをご参照下さい! ⇒関連記事はこちら!
第5回内山杯レポート ⇒こちらをご参照下さい! #1 #2 #3 (美しい写真つきです!)
JMA主催FF国際級 板倉大会の結果  ⇒こちらをご参照下さい! i-modeはこちらでアドレスを…
 ↑ 大会の写真  ⇒こちらをご参照下さい!
今月のオマケ

【20世紀のレオナルド…?】
 左のポスターを見て「オヤ?」と思われた方もいらっしゃるだろう.
 仏蘭西語はマッタク解らないのだが,たぶん『列車の速度世界記録だ!196キロ/時だ!』と書いてある(らしい)。そして下段の“BUGATTI”は、ご存知あの“Bugatti”で、エット-レ御大がクルマだけでなく、他の分野でも多彩な活躍をしていたことが分かる。現代の新幹線と比較してはいけない。この記録は、2度の大戦間のもので、時代はSL全盛期だった。「速い!楽チン!安全!」のうたい文句も勇ましい。動力はたしか、Bugattiの航空エンジンを改良したものだったと記憶しているのだが…定かではない。
 この他にも、エット-レは様々なモノに手を染めている(例えば…左の絵にポインタを合わせると分かる)。レオナルドと比べるのは“”かもしれないが、多才だった事は間違いない。実は、模型ヒコーキにも(間接的にだが)ちょっとだけカランでいる…いずれ調べて発表しま〜す!(鰻犬)
今月のオマケのオマケ
 いつものツマンナイやつです。
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