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   @次回の記録会について
   Aランチャーズサロン・選手権準備状況
   B ランチャーズサロン・選手権の開催地
   Cランチャーズサロン・変な話?
   Dランチャーズサロン・新エンジンの機体
   E9月記録会の結果・HLGとPLG
   F国内級競技会案内

10月ランチャーズ記録会は22日(日)HLG、PLGとも大宮田んぼです。@
 どうやら涼しくなって大宮田んぼに行くのが楽になりました。まだ、田んぼにはほとんど株が残っているので飛行機のダメージが少なくて良いのですが、しだいに畑が耕すかされてHLGにはつらい状態になります。日本選手権まで後わずか、HLGのサーマル読みにも精を出さないといけません。


ランチャーズ・サロンA
1.FF日本選手権の準備状況
* F1A 来月はFF日本選手権競技会。これまでにない大勢の参加(56名)で興味津々です。 私自身も参加しますが今年も期待薄ですので、この誌上をかりて少し茶々を入れてみましょう。
 土肥、和田君が熱心でバント高度は今一ですがさすがに練習量が多いので安定しています。又、土肥君の3連続勝利がなるかが話題です。吉岡先生がぼちぼちと練習開始ですが、練習量が少ないのでまだまだバント決まらず。この間湘南勢が軍団で来ました。元気は相変わらずですが上原さんも禁酒で頑張っていましたが、期待は熊井、中沢、三留の3選手、カーボン機も増えてきて今年どこまでがんばれる。湘南流のカックン旋回も少なくなってきました。
 また、クッシーがどたどたと練習開始、これも禁酒と体力次第でしょう。また、新人の平岩君が練習していましたが、若いだけに可能性はありますが競技会の雰囲気でどこまでやれるか。

 *F1B 大宮ではゴムが主流で、関東勢の精鋭がそろっていますので毎回が見物ですが、自分との高度の違いも顕著です。上がっている方からいくと(順不同)、出口、岩田、田岡、坂巻、梅原、井沢諸氏で誰が勝ってもおかしくない状況です。それを追いかけるのが小堀、前田、織間、浅沼、津田の諸氏、ダークホースとして新井さん、ぼちぼち練習開始の小林、勝山、倉田、菅原さん達と初参加の竹鼻さんと人数はすごい。使っているゴムはこれと言った決定版が無くばらばらの様です。最近の上昇パターンは直線上でアンチャン的です。結局はゴム巻きが勝負でしょう。

 *F1C 13名と言うこれまでにない多数の参加者ですが、エンジンは練習場所が大宮ではないので様子が解りません。又聞きの話ですが、千葉の干潟で好調なのが金川、木引、関沢、東野の4選手(4人も居れば十分では!)、又、今年初参加の田久保選手をはじめ常連の江連さんと練習でも本番なみの人数ですから見物です。
 但し、今年は木引選手の復帰で上位陣の変動は必須でしょう。話題としては久しぶりに岩村さんの参加ですが、今回で引退試合との話も聞きますが?


2.FF日本選手権競技会の開催地について
B
  ランチャーズのホームページ上で、標記のテーマの議論がされています。これまでの意見をまとめてみると、次の問題にしぼられます。

  1)交通の便
    関東関西それぞれの選手が平等な条件の場所が望ましい。
  2)開催場所についての優劣(
    広さ、飛ばしやすさ、回収のしやすさ、安全性、開催時期の気象条件の善し悪し、敷地の使いや  すさ、障害物の大小、地元は協力     的か、地盤はどうか。
  3)関東関西の交歓の場
   それぞれのクラブの競技会があるのに、選手権にもこれが必須かどうか。
  4)関東:関西の選手のバランス
   F1Aは10:7、F1Bは19:7、F1Cは10:3となり、全体比率では39:13で偶  然にもピッタリ3:1になった。
  5)バックアップする組織
   関東では模型人口が多いので、当然有利。
  以上の問題をどう選択するかが今後の進め方を決定するでしょう。


3.誰も聞いてくれない変な話
C
  久しぶりに心躍る本を読んだ。「ゲーデルの哲学」なる本である。その主題は1930年に証明された「ゲーデルの不完全性定理」と彼の  哲学についてである。大半の方は「何じゃそれは」と思われることと確信する。しかし、一部の方は「そんなこと知っているいるよ」と言うかも  知れない。
 がしかし、私にとっては人生後半での大事件である。ゲーデルの不完全性定理とは説明しにくいが、「自然数論を含む、いかなる有意味な 体系も完全にシステム化出来ない」ことを数学論理的に証明した定理であって、人間の理性一般の限界を明らかにしたと言えようか。
 今世紀に入ってアインシュタインを初めとして、この世界についてのこれまでの考え方を根本から覆す多くの発見があった。いずれも数学的 に予測したもので、その発見が原子爆弾、コンピューターを生み出し、現在のIT革命につながっている。その影響は多大で、多くの人は全て のことが数学(電脳)で解決できる世界になったと思いはじめている。しかし、その発見の同時代に「ゲーデルの不完全性定理」は数学論理 が万能では無いことを証明しているのだ。
 かっては信じられなかったことだが、絵画、文学、音楽等芸術のすべてが、数字で表現できる(FDに入る)時代になって、人類はあらゆる  事がコンピューターによって解決されると言う妄想に憑かれそうになっているが、今世紀前半にこのことは数学論理的に否定されていたので ある。
 さて、私は何を言いたいのかであるが、私もあらゆるものが数理的に処理が出来ると信じていた一人である。しかるにそうではないのだと言う定理があるのだから驚きである。
 我々の模型飛行機をはじめとして、科学的に物事を進めるには定性定量的に物事を把握し理論構成が出来て当たり前。数学理論で解決できるはずとの理屈があるが、不完全性定理はこれが間違いであることを証明したのである。理論構成が出来なくても、自分の無能力のせいではなくて当たり前なのである。模型飛行機が理論的に解析出来るかどうかは解らないが、数学的にそれが可能かどうかも計算可能なのである。何でも理論構成出来なくても当然なのである。
 さらに余談であるが、ゲーデルは1970年に神の存在を数学的に証明した(理論的に問題がある)と報道されて、このニュースは世界を駆けめぐったらしいが皆様はご存じか。私は知らなかった。
 私の推定では、これは日本ではニュースではなかったと考えている。日本人は宗教には無関心であり、神様の存在よりも面白いゲームソフトの開発がニュースになるのだ。しかし、神の存在の証明が本当なら神は宗教ではなく事実になる。あの世の地獄と天国も在る可能性は無限大になって、人類は生き方を変える必要に迫られが皆さんどうします? このことは日本の常識が歪んでいることを象徴しいはしまいか。怖いような、どうでもいいような話である。変な話ですみません。

追記:今回白川教授のノーベル賞受賞でにぎやかだが、哲学ではノーベル賞がない。


4.新エンジンによる新種目FF機の提案(3)
D
 さて、今回は飛行調整について述べるが、これが結構難物でした。重心位置70%の位置で、最終的に付いたダウンスラストは10度もあり、一部設計変更をしないと調整が出来ませんでした。なぜ、こんなに大きいダウンスラストが必要なのか不明ですが、その原因の1つは空気の入れ方によってパワーの強弱差が大きいことです。空気タンクが大きいのでサイドスラストが付けにくい。

 もう一つ、発航はなるべく勢いよく投げる必要がありそうだ。ジャイロ効果で直進する。試作機をここまで調整しての感じではキットは大変巧く設計してあるようだ。滑空テストはエンジン回りの空気抵抗が大きいので判断しにくい。また、翼型との相性もあるようでフラップ翼は相性が悪そう。下面フラット翼の方が調整が楽そうである。

 これまで1回だけ20m程上昇して焦ったが、ほとんどは60秒飛ばすのは困難であった。これからあれこれ、ぼちぼち検討していきたいと考えます。ここまででの経過から、今回の設計は失敗と考えます。その原因の1つは、この動力と翼型が合わない事。空気エンジンは回転数が高いのでジャイロ効果が高く、高回転中は機体が直進する性質があることと、主翼とエンジン位置が離れすぎることによる頭上げ効果がありすぎること等。

 15日にPLGの佐藤さんがキットの胴体の主翼取り付け部を残して、胴体をカーボンパイプで、倍くらいに伸ばし主翼は厚翼のフラット翼に近いものを付けて飛ばしていました。
 これが見事に旋回上昇して滑空とまではいないものの、見事な飛びっりでした。翼面積は8dm3 とやや大きくしてあり、そのせいか安定していました。プロペラのダウンはキットのままです。しかし、この機体でも60秒は飛ばないようで安心しました。プロペラの回転がブレーキとなるようで、デサは不要のようです。以降は選手権でしばらくお休みです。

               
●以外に?スグレモノの“AirHogs”オリジナル・デザイン⇒

2000年ランチャーズ・HLG・9月記録会報告E
 台風の来襲で17日の記録会を順延することをランチャーズホームページの掲示板に掲載し、急遽23日(土)の休日に実施した。この日も天気予報では迷ったが、早朝の天候はまずまずで「曇り」ながら風は無く飛行機日和りで、早くやらねばと意気込んで競技開始。 
 連絡が不徹底だったのか掲示板を見ている人が少なかったのか、相沢会長を含めて5名の参加で競技会は成立。久しぶりの少人数での競技会でした。しかも11時頃から雨が降り始めて競技時間を短縮して終わりました。

 結果は数年ぶりに相沢選手が登場し地面に向かって投げて飛行機を壊しながらも、220秒ながら久しぶりの優勝。2位は翼が開くと拍手喝采の折り畳み翼の石井満選手の154秒、この日は比較的うまくいっていた方でしょうか。3位は一頃の迫力が無い池田選手、大型機を飛ばすようになって飛ばし方になじめないのか129秒。4位は蒙古帰りの128秒の古矢選手、せまい日本では記録が出ないか。最下位はまだまだ肩の治らない平尾の119秒(良く飛んだ方)と数年ぶりの低調な記録会でした。この分では全員そろって名古屋に出かけたのかと思っていたが。

●HLG・9月 60秒MAX10投中5投
  2000年9月23日 大宮たんぼ・晴れ・9〜12時・風0〜2m

    NO 氏 名   1   2   3   4   5   6   7   8   9   10     計
     1 相 沢   37  42  39  2   33  5   28  5   48   54    220
     2 石井満   39  37  3  26   38 14                    154
     3 池 田   30  42  38  14   5                       129
     4 古 矢   21  27  26  12  19  17   4  19  35         128
    10 平 尾   22  28  25  12  19  22  22                119

●PLG・9月 60秒MAX10投中5投⇒
(今回は壇上選手のみで競技不成立でした。)

   ※↑次回からは、きちんとした表組みにしますのでご勘弁を!!…事務局。
   ※F『平成12年度模型航空フリーフライト全日本国内級競技会』要項は、↓に詳細があります(自働Linkではありません、ごめんなさい)
                         http://www.yp1.yippee.ne.jp/launchers/infor/h12kokunai_youkou.html

さて、この可愛いお姉さんは誰でしょう?(ヒント…は廻りの状況にあり)