◎ 名前:和田 (mwater@t3.rim.or.jp)
◎ 作成日:2003.3.2(日) 21:08, 219.164.78.106
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LOLO高度計
電波実験社の山本さんがチェコ製LOLO高度計を入手。私も譲り受け昨日今日とテストをしてみました。 RCグライダーモデラーの間ではすでに知られているディバイスですが、FFでは、特に関東では試用したという話は聞いたことがありません。本体重量は約6g若干の重量増加はテストということで無視して早速測定開始です。 まずはいつも飛ばしているF1Aに無理やり取り付けてテストをした結果が挿入したグラフです。
2分デサマ、風速2mサーマル無しという状況ですが、4回サークリングで回した後にズーミング・バントで63mの高度まで上がったことがよくわかります。その後はデサーマル気味の気流なのでしょう、どんどん降下しています。グラフのカーブから予想すると4分弱で接地という飛行が予想できます。 世界の一流は75m以上上がるそうですが、その話はうそではないとの実感とともに、実力の差をはっきりと数値で示されてしまった気がしました。 飛行状態の目視で2分でデサマが聞く直前にサーマルをつかんだように見えたのですが、それはグラフにもはっきり示されていました。 (以上挿入グラフ参照)
その後はENYA09エンジン搭載のRCトレーナー「ムサシノ プレーリー号」に搭載。高度記録に挑戦とばかりに思い切って高く上昇させてみたところ約15分で上空視界没の危険な状況になりエンジンスローにて滑空降下。約15分くらいで着陸。早速PCにデーター読み込みグラフをチャックしたところ、なんと最高高度は711m。間違いなく航空法高度違反のテスト飛行でした。ただし残念ながらこの飛行データーはPCデーター保存ミスで紛失。
悔しいので風速10mを越す今日再度データー取りをしたのが添付したグラフです。 機体はスパン1800mmのモーターグライダー、ブラシレスモーター搭載でパワーは十分ですが、この風には重量が650gと軽すぎる機体です。 まずは30秒ほどモーターを回して上昇。やはり上空は12m以上の強風で 機体が前に進みません。風下に流され気味でかなり高度を落としたところで、再度モーターオン、30秒ほどバッテリーが空になるまで上昇させから強風にあおられながらどうにか破損はせずに接地(着陸とはいいがたい状況)。 後からグラフを見るとこう危うい飛行の状況が良く記録されているのがわかります。せいぜい180mくらいと思っていた最高高度は思いのほか高く213mまで上昇していたのが以外でした。 このことは前日の”高度記録”飛行のときも感じたことで目で見た状況より実際の高度は高いように思います。 前日のプレーリー号700mから考えると、板倉などの強いサーマルで上空に視界没近くまでF1Aがあがったときは高度1000m超えていると想像できます。是非機会があったらLOLO搭載で確認してみたいと思っています。
LOLOはボタンバッテリーを使えば総重量10g程度。けして軽くはないですがFFにも十分搭載可能なディバイスですので、今後いろいろテストを続けてみます。F1b、c搭載可能であると思いますので、是非データー取りをしたいので、協力していただける方、大宮で見かけたときは是非声をかけてください。テープで簡単に機体につけられますので。
なおLOLOのURLは http://www.lomcovak.cz/lolo/lolo.html です。チェコ語と英語のWEBサイトです。
和田
◆土肥 − またまけてしまった
◆ランチャーズ − これは面白いですネ、ハンドランチにもつけたい....!! ◆金川 茂 − F1Cのギアモデルとスタンダードモデルの獲得高度差を知る上で使えそうです。 ◆木引 − 私もテストに参加したい。機体への取りつけは? ◆鷲見 − ランチャーズで勇気の(?)ある方、是非、人柱になってHLGに搭載して下さい。(^^;
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