◎ 名前:村上 善信 (muraachi@ybb.ne.jp)
◎ 作成日:2003.11.24(月) 09:28, 220.36.212.69
|
2003年HLG CLGウエスタンカップ第9戦結果報告
報告が一ヶ月遅れで、ご迷惑お掛けしています。 今回は年1回広い所でという事で滋賀県大中たんぼにやって来ました。 ただ注意しないといけないのは、地元農作業している人とのトラブルとパラグライダーとの問題があがっており、パラグライダーの上空を飛ばないように、また野菜畑に降下しない地点として あぜ道2本風上へ風下に畑が来ないよう風向方向に対し直角方向にずらして発航地点を決めました。
参加者の顔ぶれは、いつものメンバーですが遠路なのか若干少な目。遠くは和歌山から中川選手、三重県から掛山選手。天候は晴れ時々曇り、風は穏やか。広いのでラウンド制1Rのみ90秒MAX、2R以降60秒MAXで行いました。
HLG競技では、1ラウンド中川選手のみMAX、60秒オーバーは田根選手の83秒でした。中川選手はこの時デサトラブルで機体が行方不明になり2ラウンドになっても捜索の為帰って来ません。1機しか用意していなかったので残念ですが以降のラウンドは棄権となりました。結局競技終了になっても見つかりませんでした。 2ラウンドでは掛山選手のみMAX。 3ラウンドではサーマル発生が活発になり白井選手・小笠原選手・田根選手がMAX。この時点で1位田根選手170秒、2位掛山選手162秒、3位白井選手141秒。ラウンド制にすると途中の順位がわかるので駆け引きがおもしろくなります。 4ラウンドでは白井選手・田根選手がMAX。この時点で1位田根選手2位白井選手で次の最終ラウンドで 白井選手が60秒を獲ったとしたら田根選手が32秒以上フライトすれば優勝となります。 さあ最後のラウンドで田根選手が32秒以上普通に飛ばせば優勝となりますが勝負は判らないもので28秒 になり白井選手が58秒以上飛べば逆転優勝となりますが、そのとおり白井選手がMAXを獲り劇的逆転優勝しました。
今回の小笠原選手のSAL機はほぼ完成されつつあると言って良いほど獲得高度は、オーバーハンドを 超えていました。滑空性能も素晴らしいものがあります。ただ大型機ゆえ重量があるので慣性がつくのか、返ったあと直線飛行をしてサーマルを捕らえても突き抜けてしまう感がありました。旋回半径を小さくすればいいのかもしれませんが上昇に影響が出るかもしれないので難しいところです。次回結果が出ますよう期待します。
CLG競技では、宮本選手のみでしたので参考記録とします。 飛びっ子は無しでした。
記 10月19 日(日)大中たんぼ 風0〜1M 9:00〜11:30 ラウンド制 1R90秒MAX2R〜5R60秒MAX 1R中2投上位成績をとる HLG 1R-1 1R-2 2R-1 2R-2 3R-1 3R-2 4R-1 4R-2 5R-1 5R-2 合計 順位 白井庄二 47 36 34 17 60 -- 60 -- 21 60 261 1 田根信幸 83 22 50 48 21 60 60 -- 28 -- 258 2 掛山吉行 34 55 25 60 27 47 43 29 15 30 235 3 小笠原憲夫 41 39 25 29 60 -- 37 40 37 35 207 4 生駒大造 -- 3 58 3 4 35 43 11 60 -- 199 5 中川浩伸 28 90 ------------------------------------------- 60 6
CLG 1R-1 1R-2 2R-1 2R-2 3R-1 3R-2 4R-1 4R-2 5R-1 5R-2 合計 順位 宮本茂樹 22 48 60 -- 21 21 12 35 36 35 200 1
|
|