◎ 名前:吉岡@YSF
◎ 作成日:2010.4.27(火) 10:29, 218.46.125.231

  円盤投げは駄目!!     以前内容以後内容    

HLGでは円盤投げ(色々な呼び方がありますが英語ではDiscus Launchといっているので、ここでは円盤投げ、略してDL)が普及して性能が格段に上がったのは慶賀すべきでしょう.このDLをF1BやF1Eで実行する動きがあるとFAIのCIAMのフリーフライト委員会(FFSC)で取りあげ如何にすべきかを議論しています.F1Eはさておき、F1Bでは、私はDLを行うのはディレイスタートが前提ですが、ディレイスタートはF1Bの定義 ゴム動力で飛ばす を逸脱して人力による飛行がたとえ1秒でも含まれるから、ディレイスタートを認めなければこの問題は解決するだろうとの見解を送りました.しかし、ディレイスタートは容認するためか、取り上げられませんでした.
 これに対して、安全上の理由からStamovから、競技会での発航位置の間隔は5mであり、そこで翼長約1.8mの機体を腕の長さを加えて約2.3mもの半径で振り回すのは危険きわまりない.発航位置には計時員がいるし隣の選手が同時に発航したらどうなるかとの意見が出されました.そこでFFSCでは発航の方法として

  F1Bの発航に際しては少なくとも片手で模型の胴体を持って発航をする.

の文言を加えることでDLを禁止する方向に行くことが決まりそうです.

国内でDL−F!Bを準備されている方にとっては残念でしょうが、安全に関する問題です.理解の上、別の方法でF1Bの性能を進化することを考えて下さい.