◎ 名前:金川
◎ 作成日:2009.7.4(土) 07:15, 123.225.175.89
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 モンゴルチーム強化合宿  
日本チームの準備も順調のようです。世界選手権のフィールドの場所が急遽変更になり、ここに来てあわただしいようですが、選手の皆さんは一生懸命練習に励んでいるようです。団長から出発前に挨拶があると思いますが、ここではモンゴルチームの強化合宿について紹介してみましょう。
モンゴルチームは、今回は世界選手権初参加ながら、総勢14名の大選手団を送り込みます。モンゴルの模型航空界は模型発展途上いうことで、フリーフライトが大きな力を持っており、ガンゾリグさんがそれを引っ張っています。今回は初参加ということですが、F1Aに関してはレベルも比較的高いようですが、F1Cは素人に近い選手もいると聞いています。大学学長、元政府の副大臣で今は大学教授、さらには大学院生が選手に混じっているなど、高IQチームでもあります。日本から使わなくなった機体を送り、彼らはそれを使って必死に練習をしています。直接手ほどきが出来るわけではないので、当然機体を壊しますが、メールで修理方法を教え、修理材料を送り、修理が終わった機体で一生懸命練習をしているという話を聞きます。ガンゾリグさんの奥さんは日本語が堪能ですから、詳しい説明も日本語で書けますのでそれを通訳して選手に教えます。
飛ばす場所に困らないモンゴルチームですが、6月28日から1週間、ウランバートルから北へ約300キロのところにある、Selenge県で強化合宿を行っています。わざわざ遠くまで行って練習するには「ワケ」があります。それはSelenge県がクロアチアの世界選手権会場とほぼ同じ標高だからです。ウランバートルは標高1300メートル以上もあります。強化合宿の場所を、世界選手権の会場と同じ条件の所を選ぶという気合の入れようです。私もアルゼンチン大会の時、標高が高いと聞いていましたので、わざわざ長野県の山の中でエンジンの回転をチェックした思い出があります。今回のSelenge県での合宿は別の意味もあるかもしれません。ロシアとの国境に近いので、モンゴル大会に参加するロシア選手にも来てもらい、彼らの指導も受けながらの強化合宿だと思われます。
まもなく世界選手権が始まります。ウクライナ大会で参加した北朝鮮の若手選手は本当に真っ黒に日焼けしていました。これは長期間の強化合宿で真っ黒になったようですが、今回のモンゴルチームもこれと同様に日焼けした顔で参加して来るでしょう。モンゴルチームとの友好を深めつつ、日本チームもがんばって欲しいと思います。
◆2009-7-5 18:47:30 123.225.175.89 金川 − 強化合宿はモンゴルチームだけだそうです。ほとんど毎日練習が出来たとのことです。
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Re..強化合宿終了