◎返事対象記事⇒  若手台頭のHLG(たかだ@KFC)


 
◎ 名前:たかだ@KFC
◎ 作成日:2009.6.8(月) 21:49, 219.97.225.97

  LPに熱い視線     以前内容以後内容    



メーン種目であるLPは26名がエントリー。今回は関東勢ががぜん多い。ところが参観者の顔を見ると懐かしい顔がたくさんありました。まずは「オニに金丸」の金丸さんが木村秀政のA−1復元機を持って現れました。目が見えないとか、足の自動車を取り上げられたとかで選手参加ができにくくなっているのです。それでも集まっていただけるのはうれしいです。
競技のレベルは一層進歩しました。大変なことです。風が弱かったとはいえフライオフを4分でやろうと言うのですし、それでも4名がMAXという凄まじさです。それでほとんど回収してくるという早業でした。
まず上昇高度がさらにアップしました。「80m上がらんと平城宮公園ではない」と岩井さんが宣言していましたが、F1Bと一度勝負したら面白いぐらいのものです。気流のせいといわれるかもしれませんが、気流がよくても時間を獲得できても高度獲得はできません。6条でも4条でも獲得高度はあまり変わりません。最後まで頭を上げて上がりきります。よく言われるのは軽さですが、確かに軽いけれどもそれが主因ではありません。翼型や翼の平面形、プロペラの研究が行き届いています。
関東で一般的になっているという空転装置を見ました。写真で分かると思いますが、シャフトに二重に真鍮パイプが被さっています。外側のパイプには螺旋の切込みがなっていわゆる空転金具になっています。これが内側のパイプを前後にスライドします。動力中はシャフトに切込みが掛かりますがゴムが解けるとプロペラが後退し(内側のパイプが前進し)シャフトは掛かるところが無くなります。確実に空転します。
石井さんは流行のヒバでなくなにか違う材料で削っていました。なにかな?石井さんは相変わらず幅広いペラでしたが、おおかたは狭いものでした。
翼の平面形は細くなっています。トラスリブを入れたりしてなかなか剛性がありました。
LP1位は梶原さん、2位は三井さん、3位は荒谷さん、4位が石井さん。この順位は最後に2分に近いものが勝ち、というゲームで決めましたので、真の勇者はだれかお預けになりました。いずれも劣らぬつわものでした。わたしは荒谷さんの4分を計時しました。気流のつかみがよかったのもありますが、上昇のすごさに惚れました。朱雀門を過ぎてもまだ上昇していました。4分11秒で私の目から消えました。若い層では和賀井さんの進展が楽しみです。また若い夫婦連れの活躍もありました。


 
                             

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