◎ 名前:松本＠ＧＰＦ
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◎ 作成日:2009.6.10(水) 15:43, 210.154.99.129
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 「空転装置のアイデア」への注釈  
先ず安全上の注意：この方法の特徴はゴムの張力を挿入した金属シャフトで支え、トルクだけをプロペラに伝えるところにあります。その結果として空転金具やプラスチックプロペラの切り欠きなどの空転の仕掛けでは取扱いを誤るとプロペラシャフトの折り曲げ部がプロペラから外れて高速で空回りすることがあります。シャフトの先端で指を怪我した人もいますから、シャフト先端の丁寧なやすりがけ（バリ取り）をお忘れなく。
このアイデアは残念ながら日本発ではありません。アメリカの模型雑誌Flying Modelsの2005年4月号のDave Stott: A Reliable Front End for Rubber Modelsにアイデアが紹介されていて、他の人へのクレジットはありませんからStottさんの発案と思われます。
このアイデアが安定に適用できるのはかんぬき式やUラッチなどの確実な（プロペラシャフトの空回りの心配のない）空転駆動機構です。写真はUラッチの場合です。このプロペラのシャフト穴は元々1.5mm、内挿する真鍮パイプは外径1.4mm内径1.0mm、プロペラシャフトは直径0.9mmです。ワッシャーは真鍮ワッシャーとテフロンワッシャーの組み合わせ、テフロンだけでは真鍮パイプに押されて穴が開きます。ちょうどぴったりの真鍮ワッシャー（Peck Polymers製）がFAI Model Supplyから入手できます。
関連記事が http://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/tips/freeWheeling/freeWheeling.htm に出ています。
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空転装置のアイデア