◎ 名前:金川
◎ 作成日:2008.11.4(火) 23:04, 123.225.95.25

  こんなF1Cがあるんです     以前内容以後内容    


 北半球では競技会シーズンも終わりに近づき、来年度の世界選手権の代表選手も決まったようです。今回はアメリカのF1C代表選手に選ばれたベテランのGil Morrisの機体を紹介しましょう。彼は独創的なアイデアで完全な自作機を飛ばすことでも有名です。フラップ翼もずいぶん昔に実用化し、好成績をあげています。その彼が今回の代表選考会で飛ばした機体がこれです。究極の「これ以上の機体はない!」というしろものです。

 ガルブレースのギアユニットの先端につけられた小さなAPCプロペラ。冗談かと思えば実際にこの状態で飛ばしているのです。純粋な2重反転プロペラとも違いますが、うまいことを考えたものだと感心します。ギアモデルであることは判りましたが、この写真に写っていない部分が驚きです。滑空性能をいかに良くするかでフラップ翼かキャンバーの強い折りたたみ翼の選択に悩むところですが、彼はその両方を取り入れて、折りたたみ+フラップ翼を強力な推進力を発生するギアと組み合わせたのです。まさに鬼に金棒、これ以上のコンフィギュレーションはないF1C機です。

 思ってみてもそれを実用化するのは至難の業です。しかもギアの強烈な振動に耐える折りたたみとフラップの主翼をカーボンで作るのですからスゴイ!としか言いようがありません。完成機購入が当たり前のこのごろですが、世界の誰にもまねの出来ない機体で出場する優越感を味わってみたいものです。

◆2008-11-5 17:38:39 121.83.130.246 小池 − 小ペラはエンジン直結,大ペラはギア減速ですか? そのコンセプトは?  
◆2008-11-11 21:39:35 123.225.95.25 金川 − 写真提供の友人曰く、エンジンをスムーズに回すためではとのこと。

 
                             
 
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