◎返事対象記事⇒  たまには別のジャンルもいかがですか?F4c日本選手権( wada )


 
◎ 名前:八雲
◎ 作成日:2008.4.24(木) 22:30, 122.26.18.247

  Re..たまには別のジャンルもいかがですか?F4c日本選手権     以前内容以後内容    

 今回は連盟の役員という立場で行きました。フリーフライト以外の競技ではF3J(グライダー)の日本選手権にも行きましたが、正直って若干雰囲気が違う感じがしました。競技内容はもちろんフリーフライトやグライダーとは違いますが、審査する競技としては、F2B(Uコン曲技)F3A(ラジコン曲技)、F3C(ラジコンヘリ)もありますが、F4Cは静止の審査があり、さらに採点が難しくなるようです。静止審査は単にスケール機を作っただけではだめで、その元となる実機の資料をいかに多く集めて作るかが勝負で、静止審査はプレゼンテーションのようです。資料が得やすい欧米選手が有利とのこともありますが、ラジコンページェントなどですごいと思っているスケール機とは別次元の難しさを持った競技です。

 手先の器用な日本人だからすばらしいものが作れるはずですが、世界はもっとレベルが高いそうです。いくらすばらしい飛行機を作っても、いかに実機に似せて飛ばすかというテクニックが必要で、今まで日本選手はこちらがおろそかになっていたそうで、結果として好成績を世界選手権では残していません。日本選手権が2年毎しか開催できないという競技人口の少なさもあります。日本選手権では何年も同じ機体でいつもの顔ぶれしか参加しないという現状ですから、別の入門クラスに相当する競技も同時に開催しなければ盛り上がらないという内情もあります。若手が入ってこないという点もフリーフライトと同じ悩みを抱えているようです。連盟のホームページからスケール委員会のホームページにリンクしていますが、更新されていないことからも、連盟としてもはっぱをかけているのですが、現状として難しいようです。

 模型飛行機にはいろいろなジャンルがあります。それぞれの競技をやっている人たちは自分の競技が一番だと思っていますが、いろいろな競技を見てみるといろいろな違いや面白さを発見できます。連盟としてはそれぞれのカテゴリーでうまくやって、レベルアップして欲しいと思っています。