◎ 名前:高田
◎ 作成日:2003.9.18(木) 11:35, 61.124.85.90
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第3回平城宮ライトプレーン大会・結果報告
第3回平城宮ライトプレーン大会の結果 2003.9.7平城宮公園 KFC主催
ライトプレーンの部(ゴム5g未満、折りペラ不可、スパン45cm未満) 競技時間 AM9:00~11:00 11:15~11:30 11:45~12:00 MAXタイム 60秒 120秒 180秒 順位 氏名 1R 2R 3R FO1 FO2 合計 1 加藤信子 60 60 60 120 180 480 2 松本允介 60 60 60 120 160 460 3 吉田新一 60 60 60 120 73 373 4 新留重道 60 60 60 120 64 364 4 川阪末継 60 60 60 120 64 364 6 杉本昭蔵 60 60 60 120 - 300 7 林淳雄 60 60 60 120 - 300 8 白井正己 60 60 60 108 288 9 加藤春生 60 60 60 99 279 10 高田富造 60 60 60 72 252 11 松岡恒夫 60 60 60 69 249 12 岸田義和 60 60 60 66 246 13 三井 ケンタロウ(少年) 60 60 60 63 243 14 古謝敏雄 60 60 60 40 220 15 菅原治 60 60 60 − 180 16 竹内源治 60 60 60 − 180 17 三井 ユウタロウ(少年) 60 58 60 178 18 梶原正規 60 57 60 177 19 鈴木勝 60 53 60 173 20 宇津秀夫 60 52 60 172 21 岩村慧一 50 60 60 170 22 石田弘 60 42 60 162 23 坪田勳 37 63 55 155 24 三井隼 36 57 60 153 25 野々村義則 10 60 60 130 26 横田秀一 28 30 40 98 27 藤田清明 − − −
ミニクーペ・小型混合の部(ゴム5g未満) 競技時間 AM9:00~11:00 11:15~11:30 11:45~12:00 MAXタイム 60秒 120秒 180秒 順位 氏名 1R 2R 3R FO1 FO2 合計 1 今村利勝 60 60 60 120 300 2 古謝敏雄 60 60 60 61 241 3 藤田清明 60 49 60 169 4 田邑什二 60 60 24 144 4 杉本昭蔵 60 60 24 144 6 小松照 51 45 44 140 7 佐々木俊和 29 30 60 119 8 岩村慧一 53 12 40 105 9 白井正己 − − −
ハンドランチグライダーの部 競技時間 AM9:00~11:00 MAXタイム 60秒 順位 氏名 1L 2L 3L 4L 5L 6L 7L 8L 9L 10L 合計 1 鷲見健次 60 30 49 60 42 60 45 24 60 289 2 白井庄二 60 29 60 38 33 4 42 28 60 271 3 掛山吉行 28 49 38 60 60 28 60 24 25 25 267 4 田根信幸 39 19 40 40 60 45 29 29 23 37 224 5 奥田英利 24 26 44 23 21 40 33 25 42 60 219 6 小笠原憲夫 40 33 43 15 45 20 18 32 23 54 215 7 小西忠司 18 5 10 33
カタパルトグライダーの部 競技時間 AM9:00~11:00 MAXタイム 60秒 順位 氏名 1L 2L 3L 4L 5L 6L 7L 8L 9L 10L 合計 1 村田敏郎 60 45 32 45 26 31 33 55 60 30 265 2 平野義尚 39 15 19 23 17 18 51 35 60 28 213 3 宮本茂樹 23 31 56 11 30 54 35 34 21 28 210 4 吉田新一 18 18 33 35 27 16 30 143
《注》HLGおよびCLGは10投中5回の合計による。
KFCの高田です。9月7日に平城宮公園でおこなわれた第3回平城宮ライトプレーン大会の結果をお知らせします。あまりの炎天のため成績の精査を後日にさせていただき、上位のみ発表させていただきました。若干の手違いがやはりありました。加藤春生さんが抜けていました。大変失礼いたしました。 前回の6月7日は台風4号の来襲のニュースに怯えましてKFCらしくなく中止を早々と決めまして、当日は記録会、交流会となりました。せっかく関東からお出かけのみなさまにはご迷惑をおかけしました。ところが、なんと今回も関東勢はやってまいりました。
平城宮公園は、近鉄線路南の朱雀門復元に続きまして大極殿復元の工事が進み巨大な囲みが立ちふさがっています。遺跡を大切に保存し、静かに歴史をしのぶ緑地公園であり続けてほしい我われの思いは行政と利権議員、土建屋には馬の耳に念仏なのでしょう。偽者を復元と称して作り上げることは、見るものに固定概念を植えつけることになり、歴史教育に百害です。そのうえ、この地下に高速道路のトンネルを掘ろうというのですから、知能程度さえ疑います。世界遺産で、散歩、ウォーキング、ランニング、ピクニック、ライトプレーンを楽しめる緑地公園こそ守るべきです。ご興味がありましたら関連ホームページを探してください。
さて、当日はすばらしいお天気。北よりから東よりのさわやかな風。北風ですと線路を越えます。東南の風ですと、ヨシ、ガマの茂る池に降下します。そのへんが駆け引きの難しいところです。加藤信子さん、松本允介さんは果敢にも池に分け入っておられました。この池は浅いのでまだましかも。北の深い池に入って足がヒルだらけになったことがあります。会場の広場は約700m四方ありますが、茂みや池など障害物とのやりとりが勝敗を決めます。1分の範囲なら楽しめるというのがルールの根拠です。 勝負の方は、やはりあらかた60秒をクリアされています。MAXが16人、60%です。おかたの機体の傾向は、小型、軽量になっています。10g台で仕上がっています。上昇はすばらしいです。10g時代と変わらないというか、それ以上というか。 しかし、フライオフになると楽々と120秒をクリアされたのは7名でした。60秒を大きく超える性能を獲得するのはやはり大変なのです。さらに180秒のフライオフでは、加藤信子さんと松本允介さんによる勝負でした。3分の性能を安定して獲得するのはかなりむずかしい課題のようでした。 金丸英一さんからは「最低機体重量を制限すべき」とのご意見をいただきました。仮に30gと決めれば、かなり苦しい戦いになります。そこは初心者でもこなせる規定にしたいという思いから若干ずれてきそうです。金丸提起を含めて今後の研究課題にしたいと思います。5gでじゅうぶん初心者も楽しめています。 今回は桐畑さんなどがタイムキーパーとして自主的に参加していただきました。現在はKFCがなりゆきで幹事団体になっていますが、参加者の運営へのかかわりで楽しい内容に変えていきたい。このへんも参加者のみなさまに考えていただきたい。 勝敗はやはり関東勢が貫禄の勝利でした。加藤信子さんの根性にシャッポ。三井兄弟(少年)も称えたい。今回、参加がすくなく少年の部を設けませんでしたが、今後また少年の参加を呼び変えかけたい。 ハンドランチは、砲丸投げのように翼端を持ってぶん回して投げる方法が注目されました。どうも中高年にもやりやすい方法らしいので注目です。HLGとCLGは平らな緑の公園で遊ぶには最適の競技と思います。さらに参加者が増えてほしい。 ミニクーペは楽しい機体が登場しました。勝負にあまりこだわらないで往年の技術を披露していただくのに最適ではないでしょうか。ディック・コルダや毎日D級などの復元もおもしろいです。 輪ゴム級はとくに設けませんが、ライトプレーンに参加してほしいですね。腕に覚えがありすぎる方にはこういう自主規制もどうですか。 次回は、2004年の6月と9月の第一日曜日を予定します。 なお4月29日にはカラス型飛行器大会をおこないます。いずれも午前8時受け付け開始、8時半ミーティング、9時から11時競技となります。 KFCの国内級大会は12月7日(日)ですが、くわしくは近日中にお知らせします。 日本選手権は今年は大中ではありませんので念のため書き添えます。
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