◎ 名前:高田@KFC
◎ 作成日:2008.3.13(木) 10:45, 218.217.104.244
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10年ぶりの参戦
いつも役員で指をくわえていました。競技会は運営スタッフがいないとできません。しかたないことと我慢してきました。宇津さんから「やらなあかん」とプッシュされて、思い切って皆様にお願いすることにしました。するとどうでしょうか、案外うまく事が運びました。表彰式がいつもより早いというのがその結果です。これからは皆様の力を信じて頼りにするべし。 10年間も競技に出ていません。飛行機ももちろんほとんどガン箱の中でした。 今年になって内緒で大中に出かけました。 組み立てた機体を手投げしたら、いきなりサーマルに浚われました。サーマルも待ち構えていてくれたのですね。 あわてて追いかけました。たんぼ1枚跨いだところで水路のせいか、ぐらついてサーマルから外れたようです。 1分近い初飛行になりました。幸先良いなと気をよくしました。 しかしそれからが悪戦苦闘でした。 なんどか出かけましたが、風や雪でさっぱり飛ばせませんでした。 なんども飛ばせないのに、故障、破損が相次ぎました。 なにせ経年劣化がいちばん。あちこちぽろぽろ欠けたり落ちたり。修理につぐ修理でした。 木製では限界ですね。 落として大修理まであってリンケージの穴通しが上達したり。 ほとんど作り直しのもありました。 いちばん痛いのはタイマーの錆付きでした。
機体は、1992年生の王文礼のくれたもの、1985年の張文義のアルゼンチン使用機、いすれも木製、それに1995年の東欧機。 15年から20年前の機体です。もちろん40g時代のもの。 結局タイマーの不調は解決せず、「VISステージはあきらめる、2分MAX目標」としました。 東欧機を1Rに使用したら、なにか身体の感覚がよみがえった気がしたので2RはなんとかVISをかけて投げました。投げミスでしたがなんとか上がったので3Rも欲を出したら棒立ち失速で墜落。アテンプトで王文礼のロングを出したらタイマーミスで4分。 あとは王機を使用しました。 この機体はDT用とVIS用とタイマーは2連になっています。VISの方がまったく駄目なのであきらめました。VISがなければ昔のノーメカと同じなので、初めは右に走るということを頭に入れて投げたので、周りはひやりとしたかも知れませんが無事に飛びました。 毎回、サーマル狙いが幸運でぎりぎりねばってくれ欲が出てきました、最後は結構自信を持って投げましたし、高度もありましたがデサマショート。なんたることか。いつものことか。 びりは逃れてブービーでした。
帰宅して翌日は修理に没頭でした。30gにあわせて大手術したり、翼紙を張り替えたり、タイマーの掃除をしたり。考えれば昔は飛ばすだけであまり構造や仕掛けに頭を使っていなかった。
見渡せば凄いハイテク機ばかりです。恥ずかしいところはあります。しかし、競技は今も昔も3分MAXです。十分に闘えると思います。昔人の再挑戦を望みます。 ハイテク時代に入っても藤田さんが角胴で上位に食い込んでおられたのです。 F1Aではクッシーががんばっています。 競技を楽しむ皆様の再来をお待ちします。
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