◎ 名前:金川 茂 (skane@nctv.co.jp)
◎ 作成日:2003.8.3(日) 11:45, 61.215.88.119

  世界選手権から帰ってきました。     以前内容以後内容    

 ハンガリーの世界選手権から私だけが本日成田に無事到着しました。翌日から続々と到着の予定です。成績はすでにご存知なので省略します。中田さんの3位は立派だと思います。かなり暗くなってのフライオフで、実際は飛んでいても視界没という状況でした。詳細な報告は鷲見団長から後ほどあると思いますが、方向によっては無限大の広さと表現されていた会場でも、実はいろいろなハザードがあり、木や背丈以上の草、そして川が全くないロストヒルズが実質的には広いと思います。最近の世界選手権の中では今回の回収が一番大変だったように思います。

 今回は私の機体が一番多くこのハザードにつかまりました。練習で20メートル位の高さのポプラ並木にDTで機体を引っ掛け、回収はウクライナの友人にお願いしたり、競技中や練習で川や水溜りに3度も落ちて、1回は白井さんが泳いで取ってくれたり、それはそれは広い会場でありながら大変な回収となりました。甘田のような背丈以上もある葦の密生地やひまわり畑などもあり、川を渡る仮設の橋が1ヶ所しかなく、遠回りをして回収しなくてはならないため、とにかく機体回収では走りに走りました。夏場のヨーロッパで雨の天気を誰が想像したでしょう。競技期間中の3日連続で雨が降り、皆さん濡れた靴で足の裏が完全にふやけてしまいました。選手の中で岩田さんだけが、日本で使っている長靴を持参したのは読みが正しかったようです。何が起こるかわからないということです。運動量が多く体重と体脂肪が大きく減少した今回の世界選手権でした。

 もう少しがんばればなんとかなれそうでも、やはり世界のレベルは高いと痛感しました。F1Cに鍵って言えばスタンダードモデルを圧倒するエンジン音のギアモデルのダントツの上昇でも、結果としてそれで勝てるという保証はないということです。折りたたみ翼、フラップ翼で滑空性能を重視する方法が有利なようです。それが出来るのは現在世界で数名しかいませんが、それらの機体は彼らのトレードマークであって、それを買って飛ばすということは許されないような気がします。

 最終日のバンケットの帰り道、全く明かりのないところで全員で車を止めて見上げた夜空、それはそれはものすごい数の星に全員が大感激しました。

◆ランチャーズ − 金川さん、お帰りなさい。連日雷雨の天気予報が出ていましたので案じておりました。このレポートから現地の様子がよく伝わってきます。お疲れ様でした。  
◆ごむどり − 惜しかったですね。次回次回・・・  
◆なかた − 前回、ロストヒルズの失敗が生かせました。選手の皆さんの協力に感謝いたします。詳しくは後日報告をさせて

 
                             
 
番号題名名前作成日照合
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159  FF世界選手権 中田選手 F1B 3位入賞鷲見@TM2003 08 021528
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