◎返事対象記事⇒  インドアHLGに挑戦(石井満)


 
◎ 名前:檀上
◎ 作成日:2003.7.14(月) 10:22, 218.230.8.79

  Re..どうすれば軽く?・・・     以前内容以後内容    

この機体は展開スパン80ですが、よりコードが大きくほぼ同翼面積の展開スパン70cmカタパルト機が11.7gであることを考えると、それほど軽いというわけではありません。HLGはカタパルトのように素直に発射できませんからその分、強度(=重量)を持たせました。しかしそうは言ってもアウトドア機の強度とは比べ物にならず、投げに必要な強度だけ、と言ってもいいものです。
軽くするためにはなんと言っても軽い材料を使うことです。
この機体は実は主翼着脱式なのですが、その部分にカチカチバルサを1枚使ってあるだけで、それ以外のバルサはすべて比重0.085〜0.09のものです。特に重量の大部分を占める主翼に0.1を越えるものを使うととたんに苦しくなります。主翼は展開スパン800mm、中央コード(フラップ含まず)92mmですが、着脱のための部品とフラップを含まない、主翼だけの完成状態で10.3gでした。
胴体は主翼前縁あたりから後ろにカーボンロッドを用いました。ロッドは釣り用で長さ470mm、1.5gのものを削って1.1g(直径2.9mm〜2.1mm)にしました。ノーズウエイトを含まない、胴体だけの完成状態で2.32gです
水平尾翼は厚さ0.9〜0.5mmで0.5g、垂直尾翼は0.7〜0.4mmで0.08gです。テール重量はノーズウエイトで2倍以上になって返ってきますからこれも注意が必要です。
使ったバルサはアメリカから輸入(といっても普通のバルサ屋からで、インドアバルサ屋からではありません)したものもあれば木村バルサもあります。
固定翼?ちょこっとフラップ?デカイフラップ?翼型は?大きさは?重さは???などなどまだまだ研究の余地がいっぱいです。みなさんもやりましょう!
現在、私はカテゴリー1用を製作中、カテゴリー4用を思案中です。