◎ 名前:松本@GPF
◎ 作成日:2013.7.15(月) 23:25

  動力ゴムのエネルギー特性     以前内容以後内容    

大村さんは一連の投稿で動力ゴムのトルク特性測定の必要性を強調されていあすが、公開済のエネルギー特性情報も沢山あるので紹介します。

蓄積エネルギー(正確には放出エネルギー)の温度特性については
Fred Pearse: Rubber Energy Storage, 1990 NFFS Symposiumに
FAI Tan 0.83%/℃
FAI Gray 0.69%/℃
Champion Gray 0.69%/℃
Pirelli 0.58%/℃
の数字が出ています。
オーストラリアで発行されているFree Flight Quartery (FFQ)のNo. 39(2011年発行)には
現在入手できるTan Super Sport (TSS)について
Jan. 2011 TSS 1.2% - 1.3%/℃
の数字が出ています。つまり温度が1℃上昇すると蓄積エネルギーは1%以上増加すると言うことです。最近のTSSが過去のFAI GrayやPirelliよりも温度依存性が大きくなっています。

FFQからの孫引きですが、エネルギー測定のためにゴムを引き伸ばす(或いは巻きこむ)とゴムの温度が11℃も上昇するそうです。注意しないと測定誤差をきたします。

FFQのNo. 39とNo. 40には合計15ページにわたる動力ゴムエネルギーについての詳細な記事(論文)が出ています。
その要点を
http://6324.teacup.com/matsumoto/bbs/569
http://6324.teacup.com/matsumoto/bbs/570
http://6324.teacup.com/matsumoto/bbs/571
http://6324.teacup.com/matsumoto/bbs/581
http://6324.teacup.com/matsumoto/bbs/585
http://6324.teacup.com/matsumoto/bbs/587
に紹介しています。


◆2013-7-167:27:48 大村和敏 − 適切・有効なフォロー深謝。文末論文を分析したいのですが3,4,5番目が繋がりません。
◆2013-7-1611:6:37 松本@GPF − 問題の1行をそのままコピーしてブラウザーのURLの窓に貼り付ければ行き着きます。

◆2013-7-1910:6:0 ランチャーズ − 修正しました。当該URL記述行の最後に全角のスペースが書かれていたので削除しました。

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◎関連(返事)記事⇒  Re..動力ゴムのエネルギー特性(マサル)

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