◎返事対象記事⇒  いよいよ世界選手権(金川茂)


 
◎ 名前:金川茂
◎ 作成日:2023.8.4(金) 23:53

  いよいよ本番     以前内容以後内容    


体調が回復しない中、選手権の朝を迎えました。主催者関係者が泊まっているいるこのペンションに泊まっているのは私とイタリア、ブルガリアチームだけです。足がありませんので会場到着は私が一番最後で練習の時間もあまりありません。ヘルパーを探しているとFaceBookに投稿しても反応がありませんでしたが、会場に着いたらルーマニアチームがあなたの機体を回収するからGPS受信機を持っているかと聞かれ、幸いにも2個持っているので一つを渡しました。機体回収は全てお任せということであれば5ラウンドの長丁場でも何とかやってみようと思い、ワールドカップで良く飛んでくれた機体を本命機として使おうと思ってスタート時間が迫る中いざ練習。ところがデサマ時、よくある宙返りで地上にドスン。垂直尾翼が外れてしまいました。修理する時間もなく競技開始が迫っています。2番機で行くしかない。

2番機は今回練習でもあまり飛ばしておらず、投げミスと気流にも恵まれず1ラウンド目は240秒MAXでわずか159秒。これで終わった!もう飛ばすのはやめてテントの下で休んでいようかと思いましたが、機体回収もバッチリやってくれるし、折角来たのだから、長い1日になるが5ラウンド飛ばしてみようと気持ちを切り替えました。動けないとか体がだるいとかではなく、とにかくのどが痛く水も飲み込めない状態で扁桃腺炎を疑いました。この際、手持ち機を飛ばしてやろうと思い、3番機を取り出して2ラウンド以降は300秒MAXで、2ラウンド、3ラウンドと2連続MAX。残り全てをMAXで飾ってやろうという気になりましたが、4ラウンド目から風が強くなり、ウエイトをかなり積まないと前方に進まず押し戻されてしまいます。前回のスロバキア大会でも同じようなことがあましたが、ウエイト不足で押し戻されてしまい149秒。5ラウンドは風も弱まりましたが、斜面に対する風の向きが悪く、風が弱まり、方向が良い一瞬のタイミングを見計らって発航で、ギリギリMAXで私の世界選手権は終わりました。

開会式でのラッキー7で何か良い予感がするはずだったのですが、機体は壊すし、保険のためにビーコンも積んでいたのですが練習で壊したときにぽろっと落としたみたいですが、見つけ出す時間もなく諦めました。そういえば、ワールドカップでの機体捜索時にサングラスも落としてしまう始末で、たくさんの物を落としてしまった今回の世界選手権でした。

とにかく5ラウンドを飛ばせたことに感謝。機体回収を全てやってくれたルーマニア選手の家族に、持参したJAPANのチームTシャツ(1人のチームですが)を全て差し上げました。少人数の大会関係者で超多忙で言い出せなかったのですが、明日は夕方の閉会式までは余裕があるので、病院に連れて行ってくれる時間があるはずということで相談したら、もちろん連れて行ってくれるとのことでホッとしています。


◆2023-8-5 14:0:49 ランチャーズ − 一人参加・体調悪い中の踏ん張り、ルーマニアの方々すごいなぁ。

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