◎返事対象記事⇒  Re..LDA翼型と、LPの空転ぺラとの相性(続)(大村和敏)


 
◎ 名前:たかだ@KFC
◎ 作成日:2013.9.1(日) 17:05

  LPの性能抑制と克服策の繰り返しは続く     以前内容以後内容    



ライトプレーン(LP)の復興とともに性能向上が著しく、「普及活動のために敷居を低く」という条件と「狭い会場で収まり、かつ勝敗を決めやすく」と言う条件のせめぎあいで競技会主催者を悩ましてきました。
何度かの規定改正でもすぐに追いつかれます。真摯な研鑽が進むのですからうれしいことですが、うれし、悩まし、F1Bなど国際級でもそうですから、永遠のテーマであります。

20年ぐらい前までは1/8タン兇鬘隠仮髻腺隠蕎鬚盪箸Δ弔錣發里いたのですが、それでも1分がなかなかしんどいことでした。ゴム重量にしたら15gぐらいはあったと思います。それからの技術革新の凄いこと、ご存じのとおりです。
性能抑制の策としてまず取り入れられたのが、空転プロペラ、ゴム重量の制限(10gとか5gに)でありました。大村さんの解説通りに空転プロペラは劇的な抑制策になりました。今でも折りペラの優美な滑空こそLPだと固執する向きもあるほどですから。ゴムを5gに制限した時も皆様をしばらく(1年以上も)うろたえさせました。

それでも研究心に火がついてまたたくまに克服しました。プロペラは高ピッチ化して風車抵抗を減らしました。回転半径を小さくして抵抗を減らす案が有力と予測されてもいましたが、あんがい大直径で克服しています。
非力になった分は、機体の軽量化にほとんどが走りました。かつて石井英夫さんから頂戴したLPは27gありました。それでも当時は驚く上昇でした。それがどんどん軽くなって12gとか15gになりました。軽量化はそれ自身が技術革新です。大変な工夫が必要です。それを克服したミツジーやテラジーに大いに拍手を送りたいです。軽いことでものすごい上昇高度になりました。F1Bを越えるほどというのは事実です。

うれしいことは次の悩みのもとでした。勝負がつかないのです。どのように性能抑制をするか議論になったのはご存じのとおりです。KFCでは平城宮LP競技会規定に機体重量を盛り込みました。LPの歴史で初めてのことです。おおむね受け入れていただき、安堵しております。
そして、その瞬間から新規定克服の競争がヨーイドンしました。さあ、どんな手が出てくるか楽しみにしていました。軽量化の中でやや忘れられていた正攻法が再び中心にくると予想しました。ところが意外にもまごつきが続いています。秋の平城宮LP競技会が楽しみです。名人たちの結果を早く見たいです。

さてさて、私は夏の初めから体の不調で原っぱから離れていましたが、おかげさまで練習に復帰しています。
私の対応策をちょびっとご紹介します。写真の2機が最新作です。同じ平面形ですが翼端処理が違います。

3月、4月は大縦横比やら、VIS+オートラダー+ウイングラー付きなどあれこれ試して苦しみました。おかげさまでいろんなデータから現在の形に収まりました。

1.まず翼弦70mmで700mm越えの大スパンを止めて、翼弦80mmで560mmの一昔前の形にしました。大縦横比は縦通材の長さが比例して長くなり重量を食うこと、強度を出すのがきついこともありますが、翼弦の広さを選択しました。補うために翼端の工夫を考えました。ウイングレットと尖がりの2種です。さらに乱流線をいままでよりやや後ろに下げて貼りました。なおウイングレットは主翼の強度がないと効果を出せませんよ。
2.翼型の刷新。長年続けてきた簡易型の翼型をすっぱり止めました。カンバー位置がやや後ろ気味で、前縁はかなりストレートで後縁はちょっびっとフラップ気味。カンバーは5〜7%で試しています。前項とともに実際に飛ばしてみて違いを確かめながらステップを踏みました。かなり抵抗が減少できたと感じています。天然風洞ですから感触の結果ですがね。
3.ゴムを1/16の10条に変更して、プロペラをD260*P360とかなりの高ピッチにしました。25mm角のバルサ材からそのまま木取りして翼端だけピッチを減らして厚さ11mmにしました。高ピッチで風車抵抗を減らすこともありましたが、一番の狙いは機体の高速化に対応したことです。また捩じり下げをつけて根元をヘラブナ風にして初速で左に頭を振らせる狙いもあります。
4.胴体などの抵抗削減にさらに神経を使いました。
5.上昇パターンは、右−左にしました。これまで右−右に固執していました。でも、ラダーはやや気持ち右に切っています。旋回は水平のチルトに頼っています。

これで今のところ満足の結果になっています。中盤までほぼ直進して(やや左に行きたがる素振りを含んで)、おもむろに右に回頭して旋回上昇で締めくくります。滑空では空転ペラに負担はあまり感じられません。まずまずの結果です。上昇高度は5g機にやや及んでいません。

大村さんの名論文を拝見した私なりの感想です。


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