◎返事対象記事⇒  ミニ国際2015速報その2(たかだ@KFC)


 
◎ 名前:たかだ@KFC
◎ 作成日:2015.12.10(木) 08:55

  ミニ国際2015速報その3     以前内容以後内容    



吉田選手の文字通りハイテクのLPです。
まず見たところ(右の写真)が凛としています。隅々まで張り切っています。こんなに繊細な神経がいきわたっているFFはあまり見かけません。伊藤名人ぐらいかな。
一番学びたいのが尾翼まわりの細工でした。関東の方々が当たり前になさっていることですが、ラダーの舵角を微調整するために押しバネで右に振り極小ねじで左に押さえる方法です。嶋田さんは簡単に0.3mmぐらいのピアノ線で押さえてばねにしていますが、吉田さんは巻きばねです。その繊細な細工にびっくりです。水平尾翼も国際級のように極小ねじで調整します。細かい上昇の最後の調整の秘密はここにありそうです。

カーボンリブキャップを上下に張ったバルサリブはなんと、バルサの翼型のかたまりの両面にカーボン極薄シート(たぶん0.05〜0・07mm)を貼ってからリブ1枚の幅にダイヤモンドカッターで肉屋がハムを切るようにカットすると言われました。

翼端のカーボンの曲線について質問しましたら、薄いカーボンシートを何枚も重ねて目的の厚さにして曲線の方にあてがい瞬間接着剤で固めるそうです。それを薄くスライスしてから角を丸めて仕上げるそうです。

機体の調整について探りました。嶋田さんと吉田さんの飛びっぷりはあまり変わらないように見受けますが、だいぶ変わっています。吉田さんはダウンスラストがわずかでサイドスラストが大。嶋田さんはサイドスラストが同じように大ですがダウンスラストもかなりの大。それでほとんど直線に見える急上昇ができます。関西の梶原さんたちの終始変わらず、ちょこちょこ細かく回って上がるのとは全然違います。東西どちらが良いかはっきり言えませんがどちらも異次元の世界です。はっきり言えることは関西は超軽量が命の世界です。これからは吉田さんたちの到達点に学ぶ姿勢も欲しいです。

ところで肝心なことですが、これだけ飛べばパークプレーンの域から外れすぎです。枠に押さえつけるためにどうするか考えるのがよいのか、このままでよいのか、FF永遠の悩みがここでも。

◆2015-12-109:1:7 たかだ@KFC − 今回は写真を撮る余裕がなくもうありません。どなたかご提供ください。

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