◎ 名前:たかだ@KFC
◎ 作成日:2015.12.10(木) 08:10

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12月6日、FF小型機の全国一を決める年末恒例の全国大会を関西で開催できました。場所は滋賀県東近江市能登川町大中の田んぼです。関東、中部からも多数のご参加をいただき、関西のロートルのは活性を、若者には刺激を
大いに与えていただき、また多種目での相互交流にたくさんの収穫をいただきました。
地元のご理解とご協力でこの広大な場所を利用させていただく幸運を今後も大切にしていきたいと皆様は胸にしまわれたと実感しました。

FFの競技会で一番気をもむお天気はまずまずで楽しい気分で一日を過ごせました。2日前までは強烈な低気圧のため低温と強風で大変でしたが、前日には落ち着いていました。深夜到着のH岩さんは朝凪でちょっと機体を出しましたがすぐに風が吹きだし夕方まで皆様は風待ちでした。ところが夕方には風が収まりHLGの皆様方はどんどん飛ばしていました。当日は朝から北寄りの風だったので、これなら一日中強めの風かと心配しましたが終日穏やかに過ごせたわけです。風向が定まっていたので飛行管制が深度だけでやりやすかったです。

野菜畑を回避するため出発点を左右に移動したり前後に移動したり選手の皆様にはご協力をお願いしました。また、2ラウンドには回避のめどが立たずいったん中断して30分あとに再開しました。かなり厳しくなっている現実は見ていただけたと思います。今後の課題です。

F1Gは予想通りに中田、小我野、鈴木の三選手がフライオフを戦いました。関西からは平城宮の佐々木選手が検討しました。大塚選手も全ラウンドを楽しまれました。関西の残りの二人は第1ラウンドだけきちんとできたので自己満足。河合ママから「あんたら次元が違うえ」とおしかり。

F1Hは久しぶりにびんびん機体が飛んでくるのを見ました。やはり平岩選手と平井選手の活力でしょうか。

HLGは新星「赤星」選手が見事なレビューで強豪伊東選手とフライオフを戦い満点の優勝でした。HLGの機体の工作や投擲は素晴らしいものでした。40〜50mも上がるのを目にして目が点になりました。

ライトプレーンは8名中5名でフライオフ。嶋田選手がやはりというか優勝でした。嶋田選手、吉田選手の直線的な急上昇と梶原選手ら平城宮組の軽やかな旋回上昇と競い合いが面白かったです。評価は見る方によって違うでしょうがそこがLPの面白さです。中でも注目は吉田選手の精密な耕作でした。機体が凛としていました。こんなに気品があり機体は関西ではありえません。尾翼の舵角と取り付け角調整の1mmねじの工作、翼端のカーボンの曲線、カーボンリブキャップつきのバルサリブの美麗さ、いやはや。カーボンの曲線は「半田ごてで曲げる」という荒業ではなく極薄のカーボンシートを重ねて曲線の治具に当てて瞬間で先着して1本の厚さに切り1本ずつを丸く仕上げるそうです。これだけ聞けても大収穫でした。

試合が終盤の頃、やはり地元の農家のMさまが鍋を運んでこられました。いつものシシ鍋です。白菜とごぼうなどの旬の野菜とイノシシの肉がうまいのなんの。地元の皆様のご理解とご支援に大感謝です。改めて皆様の大切な農地に理解を深めたいです。地域の農業振興になんらかの知恵や力が出せないかお互いに考えていきたいです。

記録表は速報です。正式発表はFF委員会の確認の後JMAのHPに掲載されます。
みなさま、ありがとうございました。
ともかく速報のみで失礼します。

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