連載“番外篇” |
●W-Hobby 製 Musius-2 キットの製作レポート.このページでは,連載で入れられなかった部分を紹介します. 今回の目次(クリックしてください) M) ゴム入れ棒? N) モントリオール・ストッパーの交換 O) 初飛行!! |
M ) 重心設定のその前に. | |
M-1) 重心出しの作業の前にこれがないと・・・.あわてて 作ります. |
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N) 出口製作所のパーツでFエンドを改造. | |
N-1) キットに付属しているのは,シンプルフロントエンドと 呼ばれる単純なモントリオールロックのものです. 入門機ですからこれで十分なのですが,問題はゴム 巻きです.ボビンはシャフトに固定されていますから, シャフト先端の穴にワインダーのフックを引っ掛けて プロペラごと巻き上げるという古典的スタイルになりま す.万一ゴムが切れるとペラまで破損しかねません. |
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N-2) なにか良い手は無いかと出口さんの部品図を眺めて いるうちに,シャフトが交換可能なことに気付きました. さっそく,出口さんにマンガ図面を送って相談.「本体軸 受けの真鍮スリーブを2mm削ればOKでしょう」と回答 を頂き,さっそくシャフト,両持ちゴムフック,ワインダー を購入しました. 出口様,親切なアドバイス,ありがとうございました. |
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N-3) さて,部品が到着したところで,指示どおりスリーブを カットし,シャフトを交換するとピタリとおさまりました. これで今風にかっこよくゴムを巻くことができます. あこがれの出口式ワインダーも手に入れて,気分は すっかり国際級フライアーです. |
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O) さあ,初飛行です. | |
O-1) 完成したら,手投げ滑空 調整から始めます.天気 のおだやかな日の早朝に 柔らかな草原で飛ばしま す.(写真は平城宮跡) 風に向かって走り,揚力 で飛行機の重さを感じなく なったら,そっと手を離しま す.滑空がよく伸び,ゆる やかに左旋回するように 調整できたら,手巻きで 40回巻いてさらに滑空調 整を続けます.(絶対にタ イマーを忘れないように. この段階でサーマルにも っていかれたという話をよ く耳にします.) |
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O-?) ここから先の飛行調整については,本レポートでは扱いません. なぜなら,35gものゴムを巻き上げ,フルパワーで飛行させるに は十分な経験を積んだコーチによる指導が必須だからです. もしも身近にそういう方がおられない場合には, ランチャーズの掲示板 でコーチを依頼してみて下さい.すすんで指導を買って出て下さる 方が必ず見つかるはずです. |
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●少年の日に飛ばしたライトプレーン.F1Bといえどもその延長線上にあります.しかし,昨今の競技機は,ハイテク化が進んで敷居が高いというのもまた事実です.その点,こういう入門キットを利用すれば,比較的スムーズにF1Bの醍醐味を味わうことが出来ます.もちろん,競技会にも参加できます.F1Bを共に楽しむ仲間が一人でも増える事を望んで止みません.(吉田 潤) |