E) 全体の組立&点検
 ▼生地完成した各部分をならべるとこうなる.
 ←上反角の設定
 翼端部で4 7/16インチ(!=112.7mm)上げた状態で接着する.
 エポキシ系接着剤を使用.








スパー,リブ,前後縁,補強材など
 ←翼用紙
 模型用や,そうでないものにも適したものがある.
 今回は典具帖(てんぐじょう.和紙屋さんで入手できる)を使用する.






 ←仕上げの塗料はドープがオススメ
 上の写真の段階で、下地塗装を片付けることをオススメしたい.
 作例は“AeroGloss”のドープを使用.現在は入手しにくいが,
 必要以上に突っ張らず,軽量に仕上がるのがgood!
 シンナーは東邦化研のエンジンシンナーが入手しやすい.

 (“AeroGloss”ドープは,最近の情報ではここ↓で入手できます)
   ★秋葉原のアサミTel.03-3251-4051(但し要在庫確認!)
   ★(その他,現在調査中)
 ←紙貼り
 3〜4回ドープを塗った上に紙を置き,シンナーで下地を溶かしながら
 貼っていく.垂直尾翼も補強のために薄い紙を貼る.






 ←主翼の紙貼り
 紙をのせ,シンナーを含ませたブラシで下地のドープを溶かしながら
 貼っていく.この時点での少しのシワは気にしなくてよい.乾いたあと
 で,余分な紙はカットする.(紙質によるが,主翼は2重貼りにする)
                      
 ←翼端の処理
 翼端はアルミパイプなので,紙を少し残してカットし,ドープを塗って
 巻きこむように処理する(下写真.ライトプレーンの要領!).

                       
 ←乾燥待ち
 組立てと違って,こればかりは焦ってもどうにもならない!

  注,作例で主翼に用いた紙は「典具帖」で,二重貼りとした.飛ばす
  場所が牧草地などの好条件なら一重でも構わない.尾翼には薄手
  の雁皮を用いた.和紙の専門店などで入手できる.模型専用紙とし
  ては,エサキ・ティッシュがあるが,在庫している模型店は少ない.





 ←仮組み
 やっとヒコーキらしいカタチになった.広い工作室がない人は,くれぐれも
 注意!(特に小さな子供には)
 注,写真ではまだ垂直尾翼がついていません.





 ←主翼の固定
 写真のようにテープで固定するのが標準仕様.いざという時には単簡に
 外れて破損を免れる,というワケ.ただし,強風の時にはちょっと不安だ
 から,それなりの工夫をするのも悪くない(「ウィークポイント」のページ参
 照),







 ←ラダーの調整
 図面の曲げ角度はあくまで目安.微調整は,飛行場で飛ばしながら
 行う.






 ▼曳航索の準備

 ←曳航索を用意する
 オススメなのは,釣り(海の大物用).写真は,潟Sーセンの「メーター・
 テクミー6号」で,100メートル巻きなので2本分取れる.1,5,10メートル
 毎にマーキングがあるのでおおよその長さは分る(同強度のナイロン系
 のモノフィラ(単線)では,太すぎてF1Hクラスには向かない).
 
 ←曳航索の結び方
 この種の新素材は,ほどけやすいので写真にあるような結び方で確実
 に固定することが肝要.写真右の「8の字結び(エイトノット)」が単簡
 で確実.少量の瞬間接着剤も併用すること.
 ←キット付属の曳航索小物
 曳航索の先につないで用いるが,この分(左のリングから右のフックまで
 約550mm)は索全体の長さに含まれるので注意.フックは下写真のよ
 うに開くので,索側は輪状にしておけばOKだ(上左写真右図参照).
                     




 ←専用リール(ウィンチ)
 グライダー専用に作られたもの.
 →は,ライトプレーン用のワインダー
 を用いて自作したもの.糸巻き部
 分はビデオの中身を流用している.
  
●もうしわけありません.この先は,ただいま工事中です!
 
順次追加していきますので,ご期待ください.
          ごめんネ!
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