A) 胴体(と曳航フック&タイマー)の製作
 ←DTタイマー用の溝を彫る
 解説には,ドレメルなどのリュ-ターを用いることを奨めているが,
 なければナイフなどでもOK.この溝彫りが,当キットで一番の大
 仕事かもしれない.ピボットの穴あけは,4mm径のドリルがあれば
 単簡.位置決めは,図面に従う.







 ←胴体の整形
 一見堅そうな素材だが,カッターナイフなどで割合単簡に削れる.
 主翼取り付け部以外を曲面で仕上げると,俄然グライダーらしく
 なるから不思議だ.




 ←タイマーの仮組み
 スプリングに付いたピンを差し込む穴をあける.差し込む位置によって
 動作時間が調節できる.穴の径は1mmがちょうどいい(写真下)
 穴は完成後に追加してもいい.

                         
 ←胴体の穴開け
 DTラインが通る穴を開ける.ミニドリルがあれば単簡だが,錐(キリ)でも
 問題ない.CFRP製テールブームなので,じっくり焦らずに開ける.








 ←主翼固定板の取りつけ
 胴体上にベニヤ製の板を取りつける.右側には,下面に0.8mmの小さ
 な板を貼りつけて,右翼を若干アテル(角差を大きくとる.下写真).


                           
 ←スモールパーツ
 胴体に取り付ける小物.右下の樹脂パイプが約17mm.





 ←メインユニット&パテの取り付け
 メインユニットはヒンジ付きのレバー(梃).パテ(粘着剤)を溝につめる.
 写真は仮に固定した状態.






 ←DTラインの取り付け
 ラインに8の字型の金具(ゴムかけ)を結び,アルミ管を通してから,
 胴体に通してやる.結び方などは,下写真を参照.

                       
 ←リリースアーム&ナイロンチューブ
 メインアームが前方(左)へ振れると,リリースアームが開放されてDTが
 動作する.メインアームは,下写真のように曳航索から伸びた太いライ
 ン(黄色)でストップがかかっている.離脱と同時に動き始める.

                        
 ←曳航フックの取りつけ
 ネジ止めするさいにエポキシ系接着剤で固定する.
 離脱の瞬間には,かなり大きな力がかかる!



 ←フックまわりの位置関係
 フックに差し込まれたピアノ線と,タイマーを止めている黄色い
 ラインに注意








 ←ブーム後端
 水平尾翼台(前後)とエンドキャップを接着する.







 ←DTライン後端部
 一部がカットされたアルミパイプに通し,結び目で止めると左写真の
 ようになる.下写真も参照.(ラインの余分は,もちろんカットする)

                        
 ←垂直尾翼の取りつけ
 接着は全体を組上げる時に行なう方がいい.ラダー部は接着せず
 飛行テストをしながら調整した後,本格的に接着・固定する.
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